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359.チョウセンブナ [小型魚]

主が変わると水も変わる・・・。いつも行っていたHC内の熱帯魚屋の店長が今春、10kmほど離れたHCに移動になったのでそれ以来超近所なのにも関わらずあまり行かなくなっていたのですが、先日久しぶりに顔を出してみると「ありゃりゃ~こりゃダメでしょ!」って感じの水槽群になっていました。今度の店長はまだ若いということもあってキビしいことを言うのはかわいそうなのだけどプロとしては勉強不足だね~。せっかく着いてたお客さんも離れてしまうんじゃないのか!?また売り上げ減から閉店してしまうのではないかと心配です。
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ってことで、そういった状況をチクリに旧店長に会いに行ったら我々が来るのを予測していたのか奥様好みの魚を用意して待っておりました。で、用意していたのがコレ!! 和名「チョウセンブナ」学名「Macropodus ocellatus」。もともとは朝鮮半島西部、中国の長江にかけて分布する魚ですが新潟県、長野県、岡山県などの一部に帰化して現在も生息している。ちなみにチョウセンブナと言われていますがフナではなくアナバスでフナとは似ても似つかぬ魚です。
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「ん?何か前にも飼ってなかったか?」なんて感じた鋭い方はおられますか? ってか鋭いも何も奥様が飼うのはいつもこの系統なので興味のない人が見ると全て同じに見えてしまいますよね。あはは。実は私も違いがよく分かりません。毎回!!でもこんなこと言ってたら夫婦仲が悪くなってしまうので彼女の好みの魚を手に入れたら猛勉強開始です。(魚に限らず全てそうなのですが)
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では早速解説です!興味がないと思いますが強引に進めます!とりあえず聞いてください。いや黙って聞きましょう!!(^^ゞ あはは。1枚目2枚目の写真は今回導入したチョウセンブナになります。そして3枚目は奥様の産まれ故郷である沖縄からワイルド種をわざわざ取り寄せてブリードした「タイワンキンギョF1」です。親魚だったらかなり発色しているので今回はチョウセンブナの成長段階にあわせたタイワンキンギョの写真を用意しましたが・・・。同じ魚に見えません?

でもよく見ると違うんです!! この違いが分かった人は「Macropodus 検定1級!!」 分からない人はよーく見てください。丸く扇形になっているチョウセンブナの尾鰭に対してタイワンキンギョの尾鰭は上と下が成長とともに伸びていくのです。これだけの違い!! まぁ~厳密に言えば成魚になった時の色合いが若干違うのですが(チョウセンブナはちょっと地味)でも普通に見たら分かりませんよね。(^^ゞ
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ちなみにこれがタイワンキンギョの成魚♂です。尾鰭の上下先端が伸びてるのが分かりますよね? ってな感じの一見「同じじゃん!」的な魚ですが、ウチの奥様にはこの違いがトキメクらしいです。 恐らくこの2種とブラックパラダイスフィッシュを合わせた3種はもともと起源が同じなんでしょうね!? 特にタイワンキンギョ(パラダイスフィッシュ)とチョウセンブナは生息域が若干違うだけの地域変異種ではないかと思います。寒い地方に住むチョウセンブナと暖かい地域に住むタイワンキンギョって感じではないでしょうか!?

とりあえずは飼ってみて成魚になった段階での違いを確認してみたいと思います。が!!入荷時のコンディションが悪かったようで、今回連れて帰ってきた仔は全員病気っぽい。松かさの初期症状のような感じがします。なので現在は貯水用の60ワイド水槽でエルバとメチレンブルーを入れてトリートメントしているのですが上手く立て直すことが出来るかな!? 以前から何度も書いてるように私はアナバス飼育が苦手なんで・・・。(^^ゞ
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