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301.トラとプラジ [魚の病気]

一言で言うと「相性が悪い!」合計3回プラジ浴をしてきましたが、ダトニオにプラジ浴は少し危険を伴うのかも知れません・・・。生態への副作用が少なくバクテリアへの影響も少ないことから吸虫症、条虫症の定番薬になりつつあるプラジカンテルですが、ダトニオに薬浴すると副作用があるようです。
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ハダクリーンの取説によると対象魚はスズキ目全般のハダムシの駆虫を目的とした薬剤とありますので一般的にスズキ目の魚に関しては実験により副作用が少ないと認められているはずなんですがね~・・・。同じスズキ目のダトニオだけど他のスズキ目の魚に比べたら感受性が強いのかも知れない!? まぁ~もともと薬剤には弱い面もあるダトニオだし、ダトニオでの副作用の実験なんてしてないでしょうしね。・・・ってことで、ダトニオにプラジカンテルを処方する場合は基本経口投与で! そしてもし食欲がなく仕方なく薬浴をする場合は24時間浴程度とし、24時間を経過したらダトニオの調子が良くても(副作用らしい様子がなくても)速やかに半分以上の水を換えることが重要だと思います。

で、実際の副作用っぽい症状ですが、目に白濁が生じお腹が徐々に膨らんできます。そして呼吸が不安定になり、上層でプカプカ浮いたような泳ぎになります。この症状が現れるのがウチのトラで投薬からちょうど3日後。この症状を確認してから慌てて水換えをしても3日ほどで元には戻るのですが、小さいダトニオや他のダトニオではもしかしたら危篤な状態になるかも知れませんので、やはり24時間浴が無難だと思われます。「24時間の薬浴でも効くの?」っと疑問に思われるかも知れませんが人間用のビルトリシドや動物用のドロンシットなど(2つともプラジカンテル)の説明によれば24時間で薬剤血中濃度がある程度駆虫レベルに達すると言われていますし、軽い寄生虫感染症なら1日の服用でほぼ落ちるとも言われていますので効くことは効くのではないか!?って思います。

ただ体内の寄生レベルが上がると(慢性的な状態だと)これでは完全に駆虫できないと思いますので、数日後にまた同じように24時間浴を実施して・・・っていうのを何度か繰り返せば落ちるのではないでしょうか!? 実際トラも3回プラジ浴を行ないましたが、もう新たなニキビは出てこないのである程度落ちたかと思います。また日を改めてやろうとは思いますがね。(今度は経口投与で)

1431.jpgまたプラジ処方後に起こる腹部膨張の原因ですが、当初は体内で死んだ寄生虫が腸管に詰まる(犬のフィラリア症の副作用のように)と考えていたのですが、どうもそうではなく、血中の薬剤レベルが上がりすぎたことによる浮腫み(または浸透圧調整が不安定になった)のではないかと思えてきました。その根拠として1度目の投薬では確かに沢山のプレロセルコイドらしき物が排泄されたのですが、2度3度と投薬するにつれて排泄は少なくなり、それでも1回目同様にお腹がパンパンになっていましたので、単純に虫が詰まって膨れている感じではないと思えたからです。・・・ってな感じで、お騒がせしたトラの条虫症(ニキビ)は沈静化したように思います。最終的に出来たニキビは5コ。その中でも左目の上はかなり酷い状態でしたが、これも腫れがMAXになって裂け、中から白い塊が飛び出し、腫れが徐々にひいて裂けた患部が瘡蓋のようになり、ポロッと取れて残った潰瘍が徐々に再生して・・・って感じで本当に人間のニキビのような経過でした。また潰瘍が再生するまでの間は二次感染しないようにエルバを薄めに入れたりHB-101を20滴/100Lを入れたり竹酢液を30ml/100L入れたりして二次感染を予防しておきました。

最後に教訓! ブラックバスやブルーギルなどの川で捕った怪しい魚は与えないこと。もし与えたのなら(生き餌を与える機会が多いなら)ニキビが出来る前に時々プラジ経口でケアすること。特に年老いた魚なら注意が必要・・・かな?

コメント(23) 
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海馬

たかあきさん
こんばんは。

取り合えず完治したようですね。お疲れさまでした。
photo BBSで読んで、今日の特集を楽しみにしていました。
たかあきさんからアーチャーの運動性エロモナスのときにフラジ浴を教えていただいて、たった3日で完治しましたので、これは絶対に頼れる薬だ!と思っています。それだけにダトニオに安易に使えないとなると、これからどうしたらいいんだ~と不安に思っていました。

うちのフォーバーの場合、人工飼料は食べないので餌に混ぜて治療することは無理ですし、それにメダカばっかり食べているので生き餌から変な病気をもらわないかとしょっちゅう心配しています。

でも治療の場合は24時間で薬浴は切り上げて、水半分換えて、数日後に同じことを数回繰り返せばいいんですよね。まったく治療法がないというわけじゃないので、今日の記事を読んで安心しました。

今回の「ニキビ」のことで、ショップへ行くと意識してそのあたりを見てしまうんですが、ニキビのような腫れ物ではないんですが、ダトニオで眼のあたりや頭部に白い点がある個体がいるんです。ちょうど米粒くらいの大きさです。
盛り上がりもなく、へこみもなく、ただその部分が白く変色しているだけという感じです。
こういうのも「ニキビ」の予備軍でしょうか?
ショップの店員さんは30センチを超えるとこういう点が出る個体が多いと言うんですが、そうなんでしょうか?
by 海馬 (2010-07-07 02:26) 

通りすがり

ブラックバスやブルーギルあげてるの?コワッ!!
入れる前にブラックバスを薬浴させた方が良いと思うが・・てか魚の年齢的に自然採取を与えるのは止めた方が良いのでは・・。今後回復できない可能性の方が高いと思う。貴重なお魚さんなので気お付けてね^^
by 通りすがり (2010-07-07 09:05) 

たかあき

通りすがりさん

よこうこそ。 だよねー コワッ! \(◎o◎)/! 採取魚を与えない方がよい! 君、正解! なので去年の晩夏から与えてないよ。 あまりにプリプリしてて美味しそうな魚だったので一時の気の迷いであげたのだけど失敗だったね。 ご忠告、肝に銘じて貴重なお魚大事にするぜ。39!
by たかあき (2010-07-07 20:36) 

たかあき

海馬さん

ご心配おかけしましたがようやく完治です。(^_^) 潰瘍も綺麗に再生して傷跡もほとんど目立たなくなってきました。 プラジがダトニオにこれだけ影響するのは少し驚いたのですが、それが分かっただけでもよかったかなぁ~って思います。もっとひどい状態になってからプラジをやって副作用が強すぎて・・・なんて図式は嫌ですからね。(^_^;)

ダトニオのニキビですが、確かに大型個体では多いですよね。これが今回のトラと同じ症状なのか、また単なる白点や脂肪過多による出来物なのかは分かりませんが、大きくなればなるほど出やすいのは確かだと思います。
by たかあき (2010-07-07 20:36) 

飼育係

とても参考になりましたφ(・ェ・o)メモメモ
質問なのですが、薬を使う場合、経口投与した方が、副作用は少ないんですかね?
それとも少量でも効果が高いって事でしょうか(?_?)

後、いつも思うんですが、
自然環境下に生息するダトニオ達は常に小魚等を食べて生きている訳ですが、
やはりかなりの数で今回のトラちゃんみたく、小魚が持っていた病原菌に感染したり、場合によっては死んでいるって事なんですかね?
自然下では、治療してくれる人なんていませんから、些細な感染でも、致死率はかなり高まりますよね?
それとも、人工飼育下では、免疫や抵抗力が弱るのでしょうか?

色んなブログを見てると、自分の事例も含め、病気になったり、細菌感染したっていう記事を良く見かけるので、
自然環境下なら、もっとすごいのかな~と思いまして…

もちろん、生餌をトリートメントして与えるに越したことは無いと思いますが、
単に感染する確率が低くなるってことなんですかね?
by 飼育係 (2010-07-08 03:07) 

かずぅ

はじめまして、毎週楽しみに愛読させてもらってます!
突然なんですが、ダトニオの「糞」について質問させてもらっていいですか?
うちのダトニオ(プラスワン28cm)は、子赤をあげると固い糞をするのですが、ザリガニやエビ(冷凍)をあげてると、かならず下痢のような(ほとんど固まりがない)糞をします。
これって病気ですかね?それとも消化がすっごい良いとか…
ちなみに、餌は2日1回で子赤・カーニバル・冷凍エビ・ザリガニを交互にあげてます。
いつも読むだけだったのですが、ずっと気になっていたので、今回はおもいきって質問させてもらいました<(_ _)>
by かずぅ (2010-07-08 12:04) 

たかあき

飼育係さん

経口投与と薬浴。即効性と水質悪化を防ぐなら経口がいいですね。おっしゃるように薬剤も少しでいいですし、ある程度時間が経てば肝臓で分解され排泄されますし。逆に薬浴だと薬剤の血中濃度が上がるまで時間がかかりますが、常に薬に接してるので時間が経てば肝臓へのダメージも大きい。その上、多かれ少なかれ水質悪化もおこりますので、効きどころを把握して適時に水換えをしてあげないとそのストレスは計り知れないですしね。なので薬剤を食べるさせることが出来るなら経口投与の方が無難のように私は思います。

自然下での病気に関してですが、寄生虫などに関しては体内に入ってしまうと自然治癒は不可能だと思います。病気に関しても患ってしまえばそれまで・・・。ただ自然界の魚はストレスが少なく、水槽のような閉鎖空間で生きているわけではないので水槽ほど「感染、伝染」する確率は低いと思います。魚の病気=水質悪化=ストレスなので、ストレスがなければ発病しにくいですからね。しかし自然界でもストレスに弱いものや免疫力の低いものは病気になり死んでいく。自然界では分解者が沢山いるので死んだ魚を目にする機会は少ないですが、実際はかなりの数の「弱い魚」は死んでいることでしょう。死亡率は水槽飼育の比ではないはずですよ!? 強いものは生き、弱いものは死ぬ。つまりは自然淘汰ですよね。感覚的に水槽内の方が病気になりやすくて短命のように見えますが、適切な飼育下では水槽飼育の方が平均寿命は長いのではないか?って思います。

by たかあき (2010-07-08 20:52) 

たかあき

かずぅさん

はじめまして。コメントありがとうございます。(^_^) 
早速ですが、ダトニオの糞について・・・。小赤では硬くエビでは軟らかい糞の形状ですが、特に問題はなく普通だと思います。軟便・・・おそらく黄色く水っぽいorパラパラorペースト状の糞を心配されているのでしょうがウチのトラでもエビを食べると同じような糞になります。エビを食べるとエビの効能の1つであるタウリンが影響して胆汁の分泌が促進され黄色い糞となります。またもう1つの効能である動物性食物繊維「キチン」も作用して腸内内容物の滞留時間を短縮するので消化時間も短縮します。これら効能は人間の話ですが、魚でも臓器の役割はほとんど同じなので同じようなことがおこって心配されている現象が起きているのだと思いますよ。なので特に心配はいりません。(^_^)v

by たかあき (2010-07-08 20:52) 

飼育係

なるほど〜。
医学が発達して人間の寿命が延びているように、
確かに、人工飼育下の方が長生きかも知れませんね。

魚が快適にストレス無く過ごせるかは、水質をコントロールしている飼育者にかかっている訳ですね。

身が引き締まる思いです。

by 飼育係 (2010-07-08 23:10) 

たかあき

飼育係さん

そうですね~。薬も設備も一昔前に比べたらすごく進歩してるので、結局は生かすも殺すも飼育者しだい!・・・なぁ~んて偉そうなこと言えませんね。実際トラを危険な目にあわせてわけですから・・・。(^_^;) 私も身を引き締めて魚を飼わねば!!って思いましたよ。今回もまた。(^_^;)
by たかあき (2010-07-09 00:28) 

かずぅ

まじっすか!心配ないんですね!!
てゆっか普通だったんですね(^_^;)
こんなしょーもない質問にも、丁寧に答えてくれてありがとうございました。毎週水曜日楽しみにしてます!

by かずぅ (2010-07-09 02:21) 

dora

おはようございまーす(*^^)v

今回も中身の濃い内容でした<(_ _)>
トラは薬浴より経口投与とか、時間をかけない方法の方がいいんですね。
薬浴でも短時間で数回に別ける。。。

なるほど!です(#^.^#)

トラくん、無事完治のようで何よりでしたね
by dora (2010-07-09 06:59) 

たかあき

かずぅさん

たぶん、問題(心配)ないかと思います。(^_^) 「しょーもない」なんてとんでもございません。私も以前同じ疑問を持って色々考えてました。 エビは大型魚飼育には欠かせない餌なので、それを使うたびに下痢・・・っぽい状態だと心配になりますもんね!? ただ優れたアイテムのエビでも若干のマイナス面(リンが多すぎる)もありますので単用しないようにウチでは心がけています。(^_-)
by たかあき (2010-07-09 13:06) 

たかあき

doraさん

ディスカスだと平気で1週間以上プラジに漬け込むんですけどね~(^_^;) トラにはそれは厳しいらしくて・・・。最初腹部膨張を見た時には焦ってしまって、半分諦めましたよ。 命に関わらない条虫症を治療するために投薬して殺してしまうんだ・・・って。 あそこでトラが死んだらしばらく立ち直れないところでした。が、さすがはトラで、水換えを始めると、換える量を何となく指示してくれるんですよね。 もっともっとー! ストーップってな感じで。 トラの指示通りの水を換えて、また翌日、水換えの指示が出たので言われるままに水換えして・・・。3日目には治ったよ!って餌くれダンスでした。 ほんと一時はどうなることかと・・・。
by たかあき (2010-07-09 13:12) 

海馬

たかあきさん
こんにちは。

今回の記事へのコメントは凄く多いですね。ダトニオの病気治療に関して不安を持っている方が多いってことですね。
私もその一人として、とても勉強になりました。
年を取るほどに出やすいにきびや脂肪過多らしき白点なども正体不明だと気になりますが、フラジの24時間薬浴で何とかなるなら安心です。^^♪

自然環境下では発症する割合が少ないというのは、ストレスが少ないからなんですね。人間から見れば自然でも天敵に追われたり、結構ストレス因子がありそうなですが、それ以上に狭い環境に置かれてることが最大のストレスなんでしょうね。自然淘汰を考えると、弱い個体は水槽で、強い個体は自然下で飼うのがいいんでしょうが・・生態系のバランスの崩れもありますし・・。
これを考え出すと魚を飼えなくなっちゃいますね。^^;

でもトラ君の指示通りに水を換えるって凄いですね、トラ君!
たかあきさんと以心伝心ですね!長年飼っていると、ここまで分かるものなんですね。
これからも元気なトラ君の記事を楽しみにしていますね!
by 海馬 (2010-07-10 03:39) 

たかあき

海馬さん

そうですね~。今回はダトニオ好きな皆さんがたくさん書き込んでくださってますね~。ディスカス系の人はいないけど・・・。(^_^;) まぁ~飼ってる魚種が違うとね。

水槽内のストレスってやっぱり大きいでしょうね!? 大きな河川と違ってphが1日で1~2変わったり水温が2~3℃変わったり、亜硝酸がドドドーンっと数分で変わったりっと自然界ではありえない変化でしょうしね。混泳相手だってアマゾンとアジア、アフリカ・・・なんて感じで6畳1間に知らない外国人といきなり2人?・・・みたいな。考えるだけで怖いですね。(^_^;)

トラの指示ですが、書き方だけでみたら「おしゃべりする魚」ですが、長年飼っていると目の透明度やヒレの動き、体表粘膜の分泌量、エラの動き、体位などなど水質の変化と同調してトラ特有の変化があるんですよね。これをある意味以心伝心とも言うのかも知れないけど、私には動物と接する「観」っていうのが元来なくて、そういった変化を記録、記憶して飼ってます。 つまりはデータ重視ですかね。(^_^;) 嫁は反対に「勘」だけで動植物と接するので、それを見てるといつも驚かされます。 まぁ~一応人間ですが彼女はヒトというより動物ですからね~ あはは。 ・・・このRes見られたら蹴り飛ばされるかな!?
by たかあき (2010-07-11 01:15) 

飼育係

おはようございます!

折り入ってご相談なのですが、
タイでダトニオを飼育しているブロ友さんが、
ニキビ系の病気で苦戦しています。

ご迷惑でなければ、
一度彼のブログをご覧になって頂いて、
たかあきさんの見解をお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?

URLを張っておきますので、
お時間のある時にでもよろしくお願いします。

いつもお願いばかりでホントすいません(汗)

http://blogs.yahoo.co.jp/ilovedatonio/25394643.html
by 飼育係 (2010-07-17 10:06) 

たかあき

飼育係さん

以前から存じてますよ。(^_^) バンコク在住の方ですよね? 病院でダトニオのレントゲン写真も撮ってましたね。(^_^) teRu(日本アクアバー協会会員)さんのコメントもあったので以前から拝見しつつ考えておりました。エルバも効かないし、あれこれやられてるけどダメみたいですね。

私の見解ですが、思い当たる症例は2つです。1つは(主に左の顎あたりで再発を繰り返している赤い出来物ですが)紅斑性皮膚炎(非運動性エロモナス・サルモニシダ)ではないかと思います。つまりは穴あき病なのですが、飼育環境や投薬の方法などを拝見していて感じたのが紅斑性皮膚炎が1歩進んだ錦鯉業界で言う「新穴あき病」ではないかと思います。これは水産用抗生物質や抗菌剤を使いすぎたがために起こった耐性エロモナス・サルモニシダです。耐性を持ってしまえば正直な話、水産用薬剤は全く効きません! そして些細なキズから混泳魚にも伝染し全滅の危険性も高いです。初期段階で適切な処置を行わなければ大型のダトニオでも恐らく2週間くらいで全身に菌がまわり死んでしまうでしょう・・・。

治療法は普通のエロモナスよりはるかに完治する確率は低いですが、患部をヨードチンキやイソジンなどの消毒薬で数日おきに消毒し、動物用抗生物質のエンロフロキサシン(商品名バイトリル10%液)、ジフロキサシン(商品名ベテキノン25%可溶散)の処方が今のところ改善例がある治療法です。


そしてもう1つは真菌性肉芽腫症orビブリオ症です。これらは鞭毛菌類、ミズカビ(アファノマイセス・ピシシダ)がキズへ感染した時に現れる症状ですが、今回の右側面の肉芽腫の写真を見た感じでは非常に酷似しています。これもまた厄介で治療薬剤がなかなかありません。 魚病学上の真菌性肉芽腫症であれば処置の方法がありませんがマラカイトグリーン(抗真菌)+アクリノール(消毒)で治る場合もあります。

何にしても、先様のダトニオの病気を拝見していて一番に感じるのは普通の魚病薬で効かない細菌群がはびこっている?ように思います。可能であれば水槽全体で大規模な消毒が必要ではないかと・・・。ホルマリンなどを使ってね。そうしなければまた次から次へと発症してしまうのではないかと・・・。とりあえず重症な病気が頻繁に起こりすぎているように思いますのでね。普通であれば単独で1匹が病気になる程度ですからね~(^_^;)

最後にちょっとした裏技ですが「ジーンサイズ」という水質調整剤があります。これはエロモナスなどの病原菌と同じ食料源を消費してエロモナスを水槽内で生きて生けない(餓死させる)アイテムです。少し症状が改善して落ち着いたあかつきにはこれらの調整剤を使ってエロモナスを根絶させるようにすれば再発率はかなり減ると思います。

・・・って感じで以上が私が思いついた症例です。飼育係さんが読んで共感頂ける内容であれば先様にお伝えください。「違うだろー」って思えばスルーしてね。(^_^;)
by たかあき (2010-07-18 00:51) 

飼育係

流石!たかあきさん!
ご存知でしたか!
そして、詳しい解説ありがとうございます。
本当に感謝致しますm(u_u)m

共感するも何も、コメントを読みながら、
ただただ目からウロコですw

自分が受け売りであれこれ説明するよりも、
この解説を直接紹介させて頂きたいと思います。

たかあきさんの解説が参考になって、
ダトニオの病気が治る事を祈るのみです。

いつもブログでお世話になっている方なので、
是非この状況を打開して、
またアクアライフを楽しんでもらいたいと思っています。

今回も本当にありがとうございましたm(u_u)m
by 飼育係 (2010-07-18 00:53) 

飼育係

先日は、詳しい解説ありがとうございましたm(u_u)m

たかあきさんのコメントを紹介した所、とても喜んでくれました。

たかあきさんの知識に獣医並みだととても感心していました!

これでダトニオが治ってくれたら最高です。

いつもありがとうございます。
感謝しています。
by 飼育係 (2010-07-19 05:33) 

たかあき

飼育係さん

専門書籍は山ほどあるし、相談役はとりあえず獣医師ですしね~。(^_^;)
何らかのお役に立てて、回復に向かってくれるとうれしいのですが・・・。
by たかあき (2010-07-19 22:46) 

飼育係

おはようございます!
先日、アドバイス頂いたブロ友さんは、
なんとか状態を持ち直したようです。

その節は本当にありがとうございましたm(u_u)m
by 飼育係 (2010-07-26 07:39) 

たかあき

飼育係さん

とりあえず回復に向かっているみたいですね!? よかったですね。(^_^)
まだもう少し油断は出来ないですけど、このまま治ってくれるといいんですけどね。
報告ありがとうございました。
by たかあき (2010-07-26 20:37) 

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