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315.四代目バイ [小型魚]

またまたやってきましたSphaerichthys vaillanti! タイトルだけ見ると自家産(F4)のバイランティかと思われるかも知れませんが、残念なことに、そしてお恥ずかしい話、4回目のまとめ買いです。 正直なところ、この魚を1年以上飼い込んだことがありません。子どもも生まれはするものの直ぐに親たちに食べられて終わり。どうも私はこの魚が苦手です。(^^ゞ
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でも、奥様がとてもお気に入りで「水草水槽にはバイ!」っと決めているらしく、今まで水草水槽に入れたA.ガードネリーもそれなりに面白い水草水槽の住人だと思っていたのですが、やっぱりお気に召さなかったようで・・・。ちょうどそんな時、いつものHC内熱帯魚店の店長が「久しぶりにバイランティがリストに載ってるんですけどいります?」ってことで20匹のまとめ買いとなりました。

毎回購入の際は「今度こそ!」って意気込んで飼い始めるのですが、何故か半年を超えたあたりから穴あきや松かさが現れ、処置してもパラパラと落ちて止まりません。小型のアナバス全体に言えることですが、この落ちだすと止まらない現象・・・どうにかなりませんかね!? 水質の管理はそれなりに気をつけているのですが、それでもある日を境に調子を崩して終わり・・・。

しかし、不思議なことにそのパラパラ落ちだして止まらない時でも混泳している他の種の魚(例えばカラシン)はとても元気なんですよね~。小型アナバスに感受性が強いエロモナスがあるのだろうか?または抗酸菌か?っと色々考察をしてみても「コレ!」と言った原因と対策がつかめなくて、アナバス類をはじめた5年前からず~っと考えているのですがいまだに答えは見つかっていません。
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ってことで今回は導入前にソイルを全換えして水槽をリセット。phも酸性すぎると目の白濁やバクテリアの活性が悪くなり水質の悪化につながりますし、中性ならエロモナス菌の活性が上がってしまうので、その中間を考えてとりあえずはph6.0程度で維持し、餌もUVかクリーン赤虫などの雑菌を少しでも減らしたものとクロマの人工飼料だけを使おうかと思っています。それに加えてHB-101も餌や水に他の水槽以上に添加してみようかと・・・。それでもダメなら殺菌灯も今回は導入してみようかと。

何にしても「死ぬから買い足す」とか「死ぬのは仕方ない」とか「この魚は苦手だ」なんて言ってたらそれは単なる殺人鬼(殺バイ鬼)でしかないですし、苦手を克服しないと発展もないですし・・・。とりあえずこの魚の寿命は2~3年程度らしので、既に成魚であることを考慮しても上手く飼えば後2年は生きるはずなので、最低1年間は落とさないように集中して飼っていこうと思います。

コメント(6) 
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コメント 6

海馬

たかあきさん
こんにちは。

バイランティって初めて聞きました。写真を見てチョコレート・グラミーだ!と思ったのですが、同じ仲間ですか?
数年前にチョコレートグラミーを飼いたいと思ったときがあるんですが、これは水質に結構うるさいし、キッシング・グラミー同様に同種で喧嘩をすると聞いたのでやめました。

このバイランティは20匹まとめ買いされたということは喧嘩はなさそうですね。それに水質変化にもある程度強そうですし。
なのに何故でしょう・・、パラパラ落ちる原因は。
ストレスで免疫力が落ちて発症しやすいといことはないですか?
例えばこの種は野生下ではストレスの少ない水底近くで生息してるとかで、水槽の中と自然環境との違いでストレスを感じてしまうとか。
こう考えれば他の魚は元気なのにバイランティだけが落ちるというのが説明がつきますが。怪しいと思うところを1つ1つ試していくしかないですね、時間はかかりますが。

でもその昔、たかあきさんがバイランティを飼育されていたときと比較したら、飼育スキルは格段に上がってると思うんです。今のたかあきさんだったら今度は成功するかもしれません。^^vいや是非とも解明してください!
たかあきさんが知らないことがあるというのは私も不安になりますので。

しかしホームセンターで売ってるんですね!
気候もよくなってきましたから、そろそろ重い腰を上げてショップ巡りしょうかな~と思ってます。^^
by 海馬 (2010-10-13 00:55) 

たかあき

海馬さん

バイランティは別名ゼブラチョコグラといい、おっしゃるようにチョコグラと近縁種ですよ。発見されてから比較的新しい種で10年くらい前は幻のチョコグラ?みたいな感じで1ペアで5万円とかしたらしいですけど、今ではブリード技術も確立されてかなり安価にはなってきました。

チョコグラに比べたら水質の幅も広いので飼いやすいのですが、このパラパラ症候群はどうにもこうにも・・・。まぁ~この魚に限らず、アナバス全般にこういった現象はおこりやすいですね。

理由は何となく分かるのですが・・・。っというのは、小型のアナバスはブラックウォーターでphの低い地域に住んでいるものが多く、一般的に強いイメージがありますが、強いのは酸欠に強いだけであって、エロモナスには感受性が強いみたいです。これはphの低い地域に住んでいるのでエロモナスをはじめ細菌類が活動しにくいphなので病気になりにくだけであって、水槽という環境では極端に低いphを維持するのが難しいためこのように落ちてしまう。

ただ、すべてこれで解決できるかと言うとそうではなく、通常の水槽飼育(ph中性前後)でも最初の半年くらいは普通に病気にもならず元気なんですよね・・・。エロモナスやカラムナリスは常在菌なので、この説が正しいのであれば、初期段階でも発症してもおかしくないのに、時間とともに発症率が高くなるのはちょっと理解しにくくて・・・。硝酸の蓄積もあるのでしょうが、またそれだけでも解決できるわけでもなく・・・。

理論的には濾過を無視してピートでph4~5後半の水をつくって飼えばおそらく落ちることはないのでしょうが、それって答えになってませんからね~。って感じで難しいです。ほんとに。体力のない小型魚なので治療の確率も低いですしね。何にしても1日でも長生きさせれるように頑張らないと!
by たかあき (2010-10-13 13:28) 

阿波

お久しぶりっす
仕事が忙しくって^^;

苦手な魚ってありますよね 草も^^;

バイランティってそんなに五月蝿い種でしたか
実物見た事無いけど 強そうなルックスだったので
チョット 驚いてます

今回はソイルも全替えだし 大丈夫でしょ
一応フィルターも・・・・遅いか^^;

by 阿波 (2010-10-13 20:47) 

たかあき

阿波さん

お久ですー。お仕事もそうですが、少しは心落ち着きましたか? blog、見てはいたけど何ともおかけする言葉が見あたらなくて。

バイですが、そんなに難しい種類ではないと思うんですよね。産卵もするし稚魚の顔だって普通に拝めたりしますから。 ただ、どうも長生きさせるってことが出来なくてね~。 継代していこうと思えば種の保存も可能なんでしょうが、1個体を寿命の限り飼育するのが私には難しくて。なので今までの経験上半年くらいは普通の飼育でOKだったので、それ以降は様子をみてディスカスでやっている擬似乾季飼育をやってみようと思ってます。
by たかあき (2010-10-13 22:04) 

海馬

たかあきさん
こんばんは。

チョコレートグラミーの仲間だったんですね!^^
でもこんなに小さいのに5万円とは高額ですね、現地で捕獲しにくいところに生息してるとかでしょうか。
アーチャーの仲間でゼブラ・アーチャーというのがいるんですが、これがそれくらいの値段ですので買えないんです。捕獲しにくいらしくて値段が跳ね上がっています。

落ちる理由はPHと硝酸塩の蓄積なんですか。色々の要素が組み合わさって難しいですね。まずは低PHと硝酸塩を蓄積させないことがポイントということなんですね。バイランティを飼ったことがないので分かりませんが、是非成功させてください!何か原因はあるはずですから。
by 海馬 (2010-10-14 00:32) 

たかあき

海馬さん

カリマンタンの奥地に住んでいるので捕獲後徒歩での輸送だった一昔前はホントに高かったんですけど、意外と簡単に繁殖できるのでそれで値段が下がったのでしょうね?それでも大手のショップでは1pr3000円とか4000円とかなんでまだまだ高い魚ではあるみたいですけどね。

単独飼いやpr飼いだともう少し楽に飼えると思うのですが、アナバスの特性上喧嘩が激しいのでまとめて入れて力を分散させているため、ある程度の時期を越えると反対にストレスがたまってくるのかも知れませんね? それが引き金になってエロモナスに侵されるのかも知れません。 何となく分かっていてもこの回避が難しいのが混泳ですよね。やっぱり
by たかあき (2010-10-15 09:48) 

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