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270.誤った認識 [ディスカス]

今日はディスカスの水質管理についての私なりの考えを聞いて頂こうと思います。早速ですが、ディスカスの水質管理って皆さんはどのように行っていますか? 最近はディスカス関係のHPやblogをやっている方が多いので拝見する機会も多く、それぞれの拘り(他人の飼育法)を見ていて私自身大変勉強になるのですが気になることも少しあって・・・。
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今に始まったことではないのですが「ディスカス=水換え! 寝る間も惜しんで水換え!」って感じで飼っているのか飼われているのか分からない人が多いような気がします。特に他人の飼育情報が容易く手に入る時代ですから、昔以上にそれが悪い意味で浸透して「ディスカスに飼われてる人が多い」。なので、ここで1つ警告したい! 必要以上に水を換えるという行為・・・。一般的に魚のためにはいいことなんですが「水換えの方法と意味を間違っている人が多い」非常に偉そうな言い方で「何様だお前は!」っと言う声が聞こえてきそうですが、あえて今回は偉そうに行きます。「誤った認識をしている人が多い!」

こんな風に思う理由は、HPやblogを見ていると「水換えしました! 水換え後の写真がコレ!」って感じで水換え直後の水槽の写真を公開している人が結構多いのですが、人間の目から見たら確かにゴミ1つない綺麗な水にディスカスが泳いでいます。でも、目を凝らしてその水槽を見てみると水槽壁面のあらゆるところに気泡がいっぱい!・・・これ、非常に悪いことです! 換えすぎ&入れた水の処理が出来てない証拠! こんな水換えを続けたならエラは痛み、体色は飛び艶もなくなっていくことでしょう。何よりエロモナスやカラムナリス、エラ病を患いやすい体になってしまいます。

この気泡の正体は炭酸ガスで、炭酸ガス=強い酸性の物質です。これが体表やエラに大量に着いたら・・・見た目は分からなくても水換えをする度に体表やエラが軽度phショックを起こし、人間で言うところの「強烈な垢すり、擦り傷」のような状態になっているのです。それを守るためにディスカスは粘膜を出して体表を維持、修復しようとしますが、度重なる炎症で粘膜の分泌も過剰になりコントロールができなくなり、余計なエネルギーが消費され結果的にはこれらストレスにより日和見感染しやすい体に・・・。つまり、ディスカス飼育で常識だと思われている大量換水はそれ自体が誤りで魚を病気にしている可能性が高いのです。

このように言えば「東南アジアのブリーダーは?」とか「ショップでは大量換水をススメてるよ!」っと言う人もいるでしょう。確かにブリーダーやショップでは毎日大量の水換えをしてディスカスを管理しています。しかし、彼らはプロですので上で書いているような気泡がつく水換えはしません。常時新しい水を少量ずつ垂れ流していたり、別に溜め水水槽を用意しそこで水を作ってから水を換えています。もし、気泡がいっぱいついているショップがあるのだとすれば、そこはプロショップではなく生き物の命の重さを分かっていない単なる量販店だと思います。そういう店では例え素晴しい魚がいたとしても私は買いませんし、買おうとしてる人が目の前にいたのなら店員と喧嘩してでも、訴えられてでも阻止しようとするはずです。命の問題ですからね・・・。

話が少し脱線しましたが、水換えの他にも・・・。「毎日水換えさえしてれば濾過なんていらない!ウールマット1枚で十分!」などと言っている人もいますが、はたしてこれは正しい認識なんでしょうか!? 私はそうは思いません。たぶん間違っています。 いつ誰が言い出して植えつけた常識なのかは知りませんが、人間でも魚でも同じで、地球上の全ての動植物はあらゆる菌と共存しています。いい物も悪いものも含めてこれら菌と共存していかなければならない。有害な物質さえなければそれでいい、クリーンに保つのがディスカスのため!っという認識は、この自然の摂理に反します。

理論的にはphを下げないためにバクテリアを少なくするという意味での行為だということは分かりますが、濾材を粗末にして水換えを頑張ったところで事実上の数値には満足できても、私から言わせたら根本的な解決には何一つなっていない。例えば病院の無菌室で生活している白血病患者さんや超未熟児で産まれた赤ちゃんはバイキンに触れないからいいことだ!っと言えるでしょうか!? 言えませんよね。無菌室の生活であっても、外部から出入りする人や物資によって微量の菌は入りますし、こういう生活が長ければ長いほど少しの菌で大きな病気になってしまう。つまりは免疫力が低下しているのでね・・・。それにこれら患者が一生無菌室で過ごすかというとそうではない。後に社会復帰しなければならず、その時にはあらゆる菌やウイルスと闘っていかなければならない。これが一番大変で免疫を再び向上させるために大変な努力と治療が必要となる・・・。例えが悪かったかも知れませんが濾過に頼らない飼育ってこれと同じだと私は思うんです。

常識的に考えてアンモニアや亜硝酸、硝酸塩の数値が日々急激に変化する川なんてありません。水温や硬度、phが大きく変動する川なんて・・・。ある分けないですよね? ディスカス飼育の基本は水質を維持すること・・・。もちろんこれに間違いはないのですが、水換えという行為は有害物質の数値はコントロールできるとしても、変化という面ではリスクが大きすぎる。そしてこの悪循環にしている原因は、ディスカスの基本飼料だと錯覚して大量に与えているハンバーグや必要以上の高水温、そしてこれら誤りを指摘しない人やショップだと私は思うんです。 自然界でハンバーグなんて食べませんし、30℃近くの川にディスカスは棲んでいませんしね~

結局のところ、ディスカスでもネオンテトラでも他の魚でも飼育方法は同じで、オーソドックスな濾過設備と適度な水換え・・・。これに勝るものはないということです。何もディスカスだけが特殊ではありません。ディスカスを飼っていると何か特別な魚を飼っているかのように錯覚する人もいますが実際は何でも同じなんです。なのでこの「特別な魚を飼っている!」っという感覚を捨てること。そして魚の基本的な飼育法で忠実に飼うこと。これが一番だと思います。そして何より大事なことはエサを与えすぎない、そして水を汚さない飼育をすること! では実際、どんな所を注意したらよいのか・・・。

気をつける点はそれほど多くはありません。まず水換えをする時は気泡が出ない(残らない)量で水換えをすること。もし多く水換えをしたいのなら、予めガス抜きをしなければいけないので溜め水水槽が必要です。これに水を入れ水温をあわせ、数時間曝気をしてから使う・・・。ちなみにウチでは浄水器を通した水をそのまま使っているのですが、本水槽には直接入れずOF濾過槽の最終槽に設けた曝気槽に水を勢いよく叩きつけながら注水しています。

次に濾過とエサ・・・。エサを入れてしばらくたって水が白く濁るようならエサの量が多すぎます。また濾材の量や質が足りません。普通にバランスのとれた設備であれば、多少多くエサを与えたくらいでは白く濁りません。このバランスが維持できていないのであれば濾過を見直す必要がありますね。ここでよくある悪循環として、ハンバーグを大量に与えて水が白く濁ったので、水が透明になるまで水換えをした。そして水換えが終わった後の水槽はというと・・・気泡だらけ。これが最悪のパターンで、こういう環境で長くディスカスを飼えば確実にエロモナスやカラムナリスを発症します。水温、水質の変化も大きいでしょうから他の病気やストレス症で死んでしまうこともあるでしょう。 こうならない為にも、エサは少なく、濾材は適量で飼うのがベストではないかと私は考えています。

「ショップはウール1枚だけで買ってるよ!」って言われるかも知れませんが、それは上でも書いたように彼らはプロですし、ディスカスを健康に維持する術を知っているから大丈夫なだけで、数ヶ月、数年飼ったくらいで同じ土俵でモノを言おうと思うのがそもそもの間違え! とりあえずショップを真似たところで実際のところ形だけで何も同じではないのです。またブリーダーは繁殖のプロであり、ショップはストックのプロ。そして我々ディスカス飼育者は飼育のプロ。つまり根本的に飼育スタイルが違うので、ストックのプロの真似をするのではなく、飼育のプロとしてプライドを持ち5~7年と言われるディスカスの寿命を10年にも12年にものばす飼育スタイルを追求しなくてはいけない。誰かの真似ではなく自分のスタイルをね。

以上、長々と偉そうな文章を書いてしまいましたが、たぶん今年最後のうんちく!? この記事を見て腹を立てた人、考え直すきっかけにしてくれた人、何も感じなかった人・・・色々受け取り方は違うと思いますが、この記事の真意は尊い命を思い込みや人為的なミスで消されるのを見ているのが嫌だから・・・。もちろん、こんな偉そうなこと書いている自分もミスや思い込みはありますが、絶対によくないっていう行為を見て見ぬフリはしたくなくて・・・。そんな思いで書きました。 最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。(^^ゞ

コメント(23) 
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コメント 23

海馬

たかあきさん
こんばんは。

毎週水曜日を楽しみにしています。
水換えについて勉強になりました。

またまた質問なんですが、水を換えるときに二酸化炭素が水と一緒に入り、それが水に溶けて炭酸になり、一時的にPHが下がるんですよね。
でもエアレーションがあれば炭酸は逃げて、酸素が代わりに溶け込むんだと聞いたことがあるんですが、つまり水道水を通じて水槽内に入った二酸化炭素のうち、水に溶けて炭酸になる運命のものもいれば、そのまま二酸化炭素(気体)として留まるものもいるってことなんでしょうか?
壁についたツブツブの正体はその二酸化炭素で、水に溶けて炭酸になったものよりも長く水槽内に留まるってことですか?
ずっと炭酸についてよく分からず、疑問に思っていました。

うちのアーチャーフィッシュの水槽の水換えのときは、乱暴に水を入れると壁にツブツブがついているので、穏やかにエアチューブで点滴方式で水を入れているんです。
25リットル入れるのに約1時間かけています。
こうすれば壁にツブツブはついてませんが、水中には炭酸として溶けていると思うんです。この炭酸は水槽から逃げるのは早いんでしょうか?
でも曝気に勝るものはないんだと思いますけど・・。

本格的に飼っている方のお宅に行った時、大きな溜め置き用タンクがあって、その水を使っていました。
ちょっとそこまでスペースの関係上できないので、チューブでゆっくり水換えを実行してるんですが、こういう方法はどうでしょう?

by 海馬 (2009-12-09 01:23) 

さかい

たかあきさん

まさに、私にお話してくださってます(^_^;)?。
ってくらい、読んでいて響いて痛かったです。
水換えや水温差で病気にかかりやすくなる、私も、そう思います。
ばい菌の数の問題でなくディスカスの防衛能力の低下が発病の原因である事、これ一番ですね。
病気をだしてしまってるので、何も言えませんです。
できるだけ丸1日置いた水で換える、これ昔からそう感じてましたが、幼魚育ててから、すべての水槽まかなう事できず、せめて半日、もしくは溜め水に一度溜めてからにしてますが、どうしても気泡は出てしまいます。
こういう場合、どうしたらバッキできますか?。
by さかい (2009-12-09 10:57) 

dora

こんにちは。

いやぁ 今回の記事めちゃめちゃ同感できました!

いつも数値とにらめっこしてる方が多いですが、ディスカスをもっとよく見た方がいいのでは? と思います(^^;

水換えを頻繁にとか数値がどうとか言うから、ディスカス飼育を難しいイメージを植えつけてるんでしょうね
肝心なトコロを押さえればディスカスは強い魚だと思います

って偉そうな事は言えませんが(^_^;)
by dora (2009-12-09 15:18) 

飼育係

なるほど~。
自分もこの間、水換えに失敗して、エイが調子崩してしまいまして、
今は良くなったのですが、水換えの難しさを感じてました。

ふと、疑問に思ったのですが、
俗に言う、ろ過バクテリアって言う生物は具体的には、何という名前のバクテリアなんでしょうか?何種類もいるんですかね?

市販の顕微鏡とかで見たら確認出来るような大きさなんでしょうか?
ろ材を顕微鏡で見たら、ろ材の気孔内に住み着いて、生活している様子が見れたりするのでしょうか?

ろ材に関しても、実際はリングろ材の表層数ミクロンにしかバクテリアは住みついていないとか聞いたことがありまして、
それだったら、もっと通水の良いスポンジの方が表面積稼げるんじゃないか?とか思ったり…

なるべく魚や、ろ過バクテリアに負担をかけない水換えをしたいのですが、
目で確認出来る物でもないんで、
結局、魚の状態見ながらとか、探り探りになってしまいますね。

立ち上げて大分経っている水槽なら、大体この位なら大丈夫。という指標が出来てると思うんですが、
水槽立ち上げたばかりの不安定な時期なんかは、さらに漠然と、餌の分解具合なんかを見たりして、なんとなくで、どのくらいろ過が効いているかを見極めている状態ですんで、
もし、顕微鏡なんかで目視出来るレベルであれば、水換えのリスクが少しは減るのかな?と。
後は、市販のバクテリアが本当に生きてるのか?とかも気になりますw
by 飼育係 (2009-12-09 15:28) 

さかい

たかあきさん

追伸です、うちの幼魚水槽の気泡は(ノД`)・゜・!。
丸1日置いても120%換えてると、気泡はでてしまいます。
ゆっくり注水すれば、それがベストかと思いますが、
それも飼い主の都合ですね、時間に追われてるので
ドバッっとで、....
もう少し大きくしたら、じっくり飼育に変えていく予定ですけどね
成魚水槽、ろ過ありでは、さすがにこういう水換えでは負担なので
してませんけど。
それと、プロさんも、最初は飼育者からスタートしたと思います。
飼育者からプロショップへ転向しても、基本、飼育者の立場に立ってアドバイスできる、そういうショップさんもいると思います!。
by さかい (2009-12-09 16:24) 

阿波

たかあきさん

(o-`ω´-)よくぞ!です

色んな意見はあると思うけど 水槽飼育の根本は
ろ過を利かせた飼育方法でありますよね

色んな人が 
色んな思いで 
色んな飼い方があってもいいんですが
この根本が 難しい所なんですよね
特にショップはストックのプロって所が響きます
だって何年も売れ残るなんて考えて飼ってる訳ではないですからね
ま ちゃんとアドバイスしてくれてる所もあるんでしょうが
国内では数える程度なんでしょうね 残念ながら・・・
ショップ同士で口論なんてのも見ますし・・・^^;
地域の水質の違いとかがあって コレ!って言えない所がもどかしいんですが

出来れば 水槽内に小宇宙を創造してほしいですよね
って 私の理想ですがね^^

活き魚ストックとか川魚のストックと違って
「飼ってる」ですからね(・∀・)ニヤニヤ



by 阿波 (2009-12-09 19:04) 

SHIBA

こんばんわ、ご無沙汰です
いつも為になる記事を楽しみにさせてもらってます

水槽の調子が上がらないとついつい多めに
水換えしたくなっていたのですが・・・
これって逆効果だったのかもしれません
逆転の発想というか、魚の飼育だけに目から鱗といったところです
しばらく3分の1程度の水換えを試してみることにします

水温については何度くらいが適正だとたかあきさんは考えられますか?
夏場のはどうしようもないですがそれ以外の季節の水温に迷ってます・・・^^;
by SHIBA (2009-12-09 20:10) 

たかあき

みなさんコメントありがとうございます。長文の記事に対して長文の
コメント・・・これってみなさんが最後まで読んで頂いていて、それ
に対して感じたことを書いてくださっている証拠ですよね~
これこそがC'ZONEのモットー! 頂いたコメントが非常にありがたい
です。ありがとうございました。(^^♪


海馬さん

たぶん海馬さんを納得させる科学的な回答ではないと思いますが・・・。
水換えをすれば炭酸ガスにより一瞬phが下がるっていうのは試験管内の
実験では恐らくそうでしょう。でも水槽に注水した場合は飼育水のphの関
係から下がることはなく、むしろ水道水が中性以上である大阪では反対
にいれたとたんに上がるので実質的な変化はあまりないと思います。

それと気体として留まるもの、留まらないもの・・・ですが、これも科学
的に説明が出来るのでしょうが、私にはその術がないので私なりの解釈で
言うと、飽和水蒸気量のようなものではないかと考えています。
空気中の水分が温度と湿度により飽和状態になり窓に水滴がつく・・・。
っていうあの飽和水蒸気量です。

実際、水槽内に入れた時のそれぞれの物質の科学変化ははかり知れません
が、水槽自体常に水が回っているものですし、また多かれ少なかれ曝気も
していると思うので、ゆっくりであればそれが自然と空気中に放出されま
すが、短時間で大量に換水した場合、放出しきれない・・・。
つまり飽和状態のような感じで気泡として壁面につくのではないかと。

これを回避するにはやはりチューブなどでゆっくりと流し込むか、曝気槽
を設けるか(つまり下処理ですね)それら工夫がないと本水槽に直接入れ
るのは気泡のもとかと思います。すいません。こんな不十分な説明で。(^^ゞ


さかいさん

誰か特定の人をさして書いたものではないんですけどね・・・それにお得
意の昔に書いたものの自動更新ですし。ちょっと昨日付け足しただけで。
そうですか~ 引っかかるところありましたか?(^^ゞ

溜め水水槽があって半日も置くことができるのなら、ちょっとの工夫で
気泡は飛ばすことができますよ!(^_-)
まず溜め水水槽に注水する時がポイントなんですが、この時点で出来る
だけガス抜きをします。やり方は蛇口からホースなどで注水する場合は
園芸用?散水用?のシャワーヘッドをつけて、溜め水水槽にジェットなど
強く弾けるような水圧で注水します。これで注水と同時に曝気もできて
いるので、その後エアレーションをかければ半日もすればかなり抜けてる
と思いますよ。それに加えて本水槽へ注入する際も同じように水中ポンプ
などを使いその先端にシャワーヘッドをつけて空気をかますように注水
すれば尚よいと思います。
あと、溜め水水槽に注水する時は必要以上の温水を使わないこと。
温度が上がれば上がるほど溶存酸素量が減りますのでね。
それでも気泡が出るという場合は、確実に換え過ぎなので、この処理で
気泡が出ない程度の換水量を見つける必要があるでしょうね。。




doraさん

同感してくれました~!?・・・変な日本語?(^^ゞ
飼っているのは魚ですので、数値や水槽を見るより魚そのものを見て
飼うのがやっぱり一番いいですよね~。
ディスカス飼育を難しくしているのは、変なプライドと先入観!
自分も色々な魚種をやってきたからこそ分かる特有のものでした。
おっしゃる通り、ディスカスは他の魚に比べ、特に古代魚や小型魚に
比べ非常に強い魚だと思います。 薬品にもかなり強いですしね。
ただ、色々と症状が出やすいだけで・・・。でも、その症状が出るのが
つまり反応が早い分、他の魚より治療もスムーズに行きますし、何より
症状が出た=どこか管理が悪い証拠でもあるので、分かりやすいって
言えば分かりやすいんですけどね~


飼育係さん

濾過バクテリアですか? 基本的にはニトロゾモナスとニトロバクター
っていうニトロ属のバリテリアが硝化しているのですが・・・。
残念ながら、普通の顕微鏡でこれら細菌を見ることはできませんよ(^_-)

確かに、顕微鏡でこれらの定住具合を見れたら、非常に分かりやすい
でしょうね!? 水質が不安定な時などは更に効果ありますもんね~
でも、やっぱり・・・残念ながら無理です。

市販のバクテリアに関してですが、効果があるない論は昔からいつも
白熱していますが、私自身・・・ボトル容器の中や粉の中で生きている
と思いますよ。PSBは別として、バイコムやB-4なんかは目に見える変化
があります。ただこれも個人差があって変化に鈍感な人には分からない
ようで、効果がないと言う人も多いですね。



再びさかいさん(^_-)

飼育者からプロショップへ転向しても・・・って件ですが、もちろん
そうでしょうね。特に個人でショップを経営されてる場合はなお更で
しょう。そういったプロのアドバイスは重要ですし従うのもいいことです。

ただ、文章的にマズかったのか、私が言おうとしていたのはショップや
ブリーダーの批判ではなく、それぞれの立場に適した管理をしている
と言うことです。ブリーダーは生産を行い、早く商品にしなくてはならず
それをするためには、大量給餌や高温で代謝を高めて成長を早めなければ
なりません。このためには個体それぞれの寿命を重視するような管理は
できないでしょう。 ショップにしても入荷してきた個体を美しく元気が
あり、お客の家の水槽に難なく馴染む個体に早く立てなおさなければ
ならない。その為には色々な餌や色揚げ、発色が一番良いphに水質調整を
行っているのが普通だと思います。この調整の中には長期間連用しては
いけないような事柄も含まれることもあるでしょう・・・。リン酸とか。
ちょっと脱線した? 話を戻して。(^^ゞ

もちろん、これらプロから伝授された管理法は私たち以上に数多くの魚
を扱っているだけあって、理にかなっているとは思いますので、問題が
あるとすれば伝授された側!プロから聞いたことを実践する際に自分流
の解釈に曲げてしまうこと!! 気泡の件もそうですし、濾過の件もそ
うですが、例えば、さかいさんのお師匠さん。あの方が水換えをする際
水換え後に気泡が大量について数時間も半日も気泡がついたままの水換
えはしないと思いますよ!(^_-)
他のプロでも同じでしょう。 文章や言葉だけでは、内容は伝わっていて
もすべてが伝わっているわけではないので、詳細な部分が(大事な部分)
が伝わっていないってことが多いんだと思います。
水換え1つにしてもそうですから、飼育全般となるとかなり大きな違いが
出るのではないかと思います。これが経験でありセンスであり・・・。

アンモニアや亜硝酸値が高い場合は水換えをしなさい!数値が下がるま
で換えないさい!・・・こんな風にアドバイスを受けたら、普通はカルキ
を抜いてphを若干合わせて、水温を合わせて数値が正常値になるまで
換えるのが普通だと思います。 ただ、ここに硬度や炭酸ガス、注水の
方法や時間まで詳細にアドバイスがあるでしょうか!? たぶんないと
思います。こんな時こそ頂いたアドバイスを自分の中で勝手に忠実に
従っているっと思い込まず細かい部分を自分なりに分析、追及して行か
なければならない。それが飼育のプロにならなければいけない私たち
愛好家にとって必要な努力ではないかと思います。


阿波さん

憎まれてもいいんです。もうお前と遊んでやらない!って言われても
いいんです。 なんかね~ 最近多くてね~ 
阿波さんもディスカスオンリーじゃないから分かると思うんですが、
最近は昔と違って高根の花じゃなくなってディスカスから始める人も
少なくないので、そういう人って頭からディスカスが熱帯魚飼育の
一番難しいもの!って思い込む人が多いように思うんですよね~
それに、全部とは言わないけど、ショップの説明にも、水換えこそが
ディスカスを維持する為に絶対必要なものって植えつける店員が
多くて、その風潮っていうか何ていうか・・・。嫌なんですよね~
ディスカスが大好きでプロショップをやってる人は別として、ほとん
どはプロというのは名ばかりの長期間1匹のディスカスを維持したこと
がないような店員も多いですし。

そんなことを常日頃から思っていて、他人の魚だし、死んでも生きて
も私の利益には何も変わらないのですが、それでもやっぱり基本では
ない間違っていると思われる飼い方で死んでいく(殺されていく)
ディスカスは見たくないんです。見なきゃいいって言われるかも知れ
ないけど、こんな記事を書いて、間違いに気付き1匹でも多くのディ
スカスが天寿をまっとうしてくれたら私にはそれが何よりの幸せ!


SHIBAさん

お久しぶりです。調子が悪いとつい・・・。分かります。(^_-)
私も実際いつもその辺で思い悩みますから。 でも、水換えという
行為は健康なディスカス(魚)には良くても、調子を崩している魚
には「毒」になることもありますからね~
こういう時は少量で頻度を上げて水質の変化を少なくしてそれで
もって有害物質を排除する水換えこそがベストなんでしょうね!?
それに加えて、餌の量を減らし、消化によい質の良いものを与える。
結局は餌の与え方次第で水換えの間隔や量は調整できるので、この
辺りが上手く維持するポイントなんでしょうね!?

水温についてですが、おっしゃるように夏は気温に任せるというか
嫌でも従わなければならないのですが、冬場は27.5±0.5くらいが
私の中ではベストではないかと思います。一般の熱帯魚同様25℃で
も飼育は可能でしょうが、他の魚に比べて若干ですが基礎代謝が
高い魚のような気がしますので、それを考えて実践してみたところ
この辺が一番餌食いもいいし、病気にもかかりにくいかと・・・。
何にしてもディスカス=高温(30℃)って言うのは高すぎますし
短命になってしまいますので、低すぎず高すぎずの27℃がいいかと。

by たかあき (2009-12-10 00:00) 

たかあき

本文への追記ですが、コメント欄で・・・。

二酸化炭素の気泡と濾過の関係としての付け加えですが、ろ過設備がお粗末
(つまり細菌の少ない水槽だと)本来いるべき重要な菌の数も減ってしまいます。
それが植物プランクトン。太古の昔、二酸化炭素が大気の大半をしめていた時代に
発生したシアノバクテリアと同じ、二酸化炭素を使い酸素を作り出す藻類です。
水槽用語で言うと「アオコ」ですね。 こちらの方が馴染みがありますね!?
アオコと言えば抹茶色の池を想像されると思いますが、透明な水槽の水でも
相当数のアオコは存在します。 がしかし・・・。
濾過に頼らない100%200%の水換えをしている環境では、そのアオコの栄養源
となる物質も少なく、また強烈な太陽光でもない限り爆発的に増殖することは
できません。 これが二酸化炭素の気泡と濾過設備の関係で大きく影響します。
ある程度の濾過設備があれば、濾材やその周辺にある程度の有機物が生成
ストックされるので、アオコはひっそりと生活しています。
これが水換え時に発生した二酸化炭素の気泡と照明で酸素を作り出すわけです。
しかし、濾過設備がお粗末であれば、アオコは少なく、また栄養源も少ないため
十分な仕事ができないわけです。
これが気泡が留まり続ける1つの理由ではないかと思います。

阿波さんが書いてくれたコメント・・・。水槽内に小宇宙を! 若干意味は
違うのかも知れませんが、こういった硝化という働き以外でも、何かしら役にたつ
また存在していなければならない小さな存在が生態系のピラミッドを作り
水槽内で小宇宙をつくっているのだと言うことも忘れてはいけませんよね~(^_-)
by たかあき (2009-12-10 00:52) 

たかあき

もう1つ追記!

我が家の水換えの方法・・・っていうか水換え風景をPhotoBBSにupしました。
詳細はBBSに写真とともに書き込んでいますが、この水換え(注水)であれば
本水槽に気泡が残ることはほとんどありませんし、時間的にも手間的にも
それほど大したこともないので、同じ環境の方であればおススメかなぁ~(^_-)
by たかあき (2009-12-10 01:24) 

飼育係

やっぱり顕微鏡程度じゃ見れないですよね。

でもバクテリアの名前を知れて良かったです。
バクテリアって言うけど、一体何やねん!?って思ってましたからw
ネットで色々情報集めてみようと思います。

後、たまに、水換え後に白濁りしている水槽を見かけますが、
あれは何が原因なのでしょうか?
やっぱりマズイ状態ですよね?

また、自分の水槽は、以前の水槽でもそうだったんですが、
必ず飼育水が黄ばみます。
沼や川でも水が無色透明ってことも無いでしょうから、
あんまり気にもしていないのですが、
鑑賞する観点から行くと、クリアであってくれたほうが嬉しいんですが…
黄ばみって原因があるのでしょうか?また魚への影響はありますか?
炭とかブラックホールでも入れれば黄ばみは解決するとは思うんですが、
根本的な解決にはなってないと思いますんで、何か対策があれば教えて頂きたいと思います。

たかあきさんに聞くばっかりで、私からは何もお伝えできずに申し訳ないんですが、宜しくお願しますm(u_u)m
by 飼育係 (2009-12-10 02:30) 

さかい

たかあきさん

くらいの方が特定の人を指して非難する事はないと思ってましたが、
タイミングが合いすぎました(^_^;)。
エロモナス病発祥したばかりですし、画像では気になる気泡、幼魚水槽は
私も気になってましたし。で、
どなたかのブログをみてご意見されてたという事でしたので、リンク欄でも
、最近こういう状態の人って限られてるでしょ。
☆もでた「私、ドンピシャじゃん!」と、心の引っ掛かるものもあって(^.^)、
そう思ってしまいました笑。
たかあきさんは、幅広い交友関係広げてらしてると思いましたが、私ではないとぬぐっても、ぬぐいきれなかったです。
私でなくて、よかったです。
Σ(゚∀´(┗┐ヽ(.◕ฺˇд ˇ◕ฺ;)ノ ってディスカスが可愛そうなのょ、反省せい!です(´∩`。)。
もし私であってもなくても(^_^;)ニッ、その方?同様反省しなくてはいけません。私だと思って、水換えドバドバは成魚、できるだけ控えようと思いました。どうもありがとうございます♡。またお勉強になりました。

それと、リン酸も覚えてらしましたか。
これは長期では危険なんですか?。
食用なので大丈夫なのかと思ってました。
使用は、立ち上がりくらいですけど。

それと、そうですね、ショップさんへ波及しないよう、
確かに、技術やレベルの差はお店を見たことないからこそ?、よく感じてます。
日々、あそこのプロさんのようにほんとに水を読めたらいいなと日々模索してるところです。同じ事をしてはいないと感じています。確実です。
水換えからまったく違う。ほんとにそう思います。
繊細な飼育の差が、これほど大きな違いになるんだと痛感してますょ。
目指すべきは、私は(^_^;)ですょ。
師匠の腕です。利益求めなくてはいけないショップですが(^_^;)、飼育者としても繁殖にしても一通りしてらしてる、ディスカスをよい状態にを、たかあきさん同様、常に心がけている事はネットだけしかしらないですが、伝わってきます。
ある程度真似し、後は自分の飼育方法確立、それ目指したいです。
by さかい (2009-12-10 10:16) 

阿波

コメント 酌んで頂いて有難う御座います

熱帯魚ファンが多くなってくれる事は非常にありがたいんです
でも 熱帯魚に飼われるんじゃなくて 飼って欲しいんです

小宇宙=自然の切り取りを理想にして頂きたい

目指す所は 水換え無の ノンメンテナンス水槽!
世話よりも 鑑賞であって欲しい

飼い方は 色々あっていいんですが
長くこの趣味をして頂くためには
ココが重要だと考えます

長くやってる奴独特の考えかもしれませんが
辞めちゃう人の 大半は ココで 辞めちゃってますから^^;

素晴しい趣味なだけに 長く皆さんに 楽しんで頂きたいですよね

余計なコメントですが
気持ちが痛いほど解っちゃいますから^^
by 阿波 (2009-12-10 10:26) 

たかあき

飼育係さん

黄ばみの原因、一言でコレ!っていう答えは難しいですね。一番多いのは流木から出るタンニンですが、流木を入れていない水槽ではエサの色素やアク、そして糞から溶け出た成分が水を黄ばませる原因だったりします。また、アンモニアが蓄積し始めると、同じく黄ばみ始めるので、それらの疑いもあります。

結局は水換えで黄色くなった水を排出するのが一般的ですが、おっしゃるように活性炭や麦飯石などの吸着濾材で吸着させるのも1つの手段だと思います。

見た感じ非常に気になる水の黄ばみですが、原因が色素である場合は、さほど気にする必要もないのですが、有機物の蓄積である場合は濾過や水換えの量とエサの量のバランスが乱れている証拠でもあるので、この場合は濾過設備の見直しと給餌量を見直す必要があるかも知れません。

また、水換え直後に白く濁る原因ですが、これは水換えによるストレスで魚の粘膜が過剰に分泌されたんぱく質が水に溶け出た場合と、水を換えたことで濾過細菌弱り、濾材から遊離したバクテリアで白く濁る場合があります。
一般的にはこれら両方が同時に起きてより白く見えるのですが、この場合、基本的に濾過細菌の量が少ないか、定着する表面積が小さいか水の換えすぎが原因です。この辺は今回の記事でも書いたように、濾過が不十分である証拠でもあるので濾過の見直しと水換えの量を再検討する必要があるかも知れませんね。


さかいさん

足跡は残しませんけど、私が見ているディスカス関係のWebページって非常に多いですよ! 自分のページのリンクからはもちろんですが孫リンク、ひ孫リンク、玄孫リンクと潜っていきますし、それ以外にも検索サイトからグングン潜っていきますし。(^_-)そうしていると3割以上の人は何かしら「誤った認識」をしていると思われる内容に遭遇します。

さかいさんに関しても、子育てをはじめた頃から若干気になってはいましたが、それでもよいお師匠さんがいらっしゃるので、あまり気にはしていませんでした。

リン酸については、私も使うことはあります。某社のphを下げる調整剤もリン酸系なので、少しの間使うにはさほど問題ないと思います。が! 濾過が普通に維持できているならば、全くいらないものですし、長期連用は化学的な反応からもよくないと思いますよ。この辺は人間と同じですよ。加工食品の問題とね。


阿波さん

そうそう! 水換え地獄が嫌になって、ちょっとサボって魚が死んで・・・。もう飼わない!ってね。よくある話です。BlogとHPを含めるとかなり長い時間web上に存在している私ですが、その時間の中でどれだけの人がやめていったことやら・・・。あれだけ熱心に頑張っていたのに・・・。って人もかなりいるのでね~

特にディスカスでは「やっぱりこの人もかー」って感じで止めるパターンが決まってるんですよね~ 最初の数ケ月は精一杯勉強して、魚を集めて。半年後にはたくさんの水槽といっぱいのディスカス。1年後には色々発病して水や魚をいじりまくり。2年後には全部を知ったと勘違いして燃え尽きて。

ホント10年飼っても20年飼っても極められない熱帯魚飼育ですから、肩の力を抜いてゆっくり気長にやってほしいと思います。

by たかあき (2009-12-10 18:02) 

飼育係

餌の色素かアンモニアなんですね~。
そう言われてみれば、テトラモンスターとカーニバルは色が濃いような?
ろ過の見直しから、水換え、給餌とトータル的に見直して少しづつクリアにして行きたいと思います。
今の色を水換えでクリアにしようと思うと確実に白濁りすると思うんでw
by 飼育係 (2009-12-10 22:23) 

海馬

たかあきさん
こんにちは。

お返事遅くなってスミマセン。
鳥取へ久々に帰って来ました。砂丘へ行きたかったんですが、時間がなくてお墓参りが終わったらとんぼ返りでした。

ところで回答ありがとうございます。
さすが!そうですよね、飽和水蒸気量ですよね!
なるほど!よく分かりました。
飽和状態に達しないようにゆっくりと水を注入すれば気泡は出ないですもんね。
ということは今の方法でゆっくり水換えするのが良かったんですね。
これからもこの方法を実行していきます!(〃^∇^)
この方法がよかったのか、アーチャーフィッシュは来年で3年目になります。ブリードに挑戦したいので、いい環境を整えてやりたいです。♪

近くのショップでは水換えはザバザバ~とバケツで流し込んでいるので、壁にはいっぱい気泡がついているんです。店長曰く、鱗のある魚は水質変化に強いからこれでいいんだと言うのですが、水換えの後の魚の目を見ると白濁しているし、無気力で無軌道に泳いでるんです。
魚を見れば良いか悪いか一目瞭然ですよね。

自然界にいては生理的寿命を全うできないですが、水槽の中にればそれも可能ですから、できるだけ長生きさせてやりたいです。

でもいつも思うんですが、アクアリストのための本格的な本はないんでしょうか。熱帯魚の本っていうと魚の種類を写真入りで載せた図鑑タイプのものから、我が家の水槽みたいなレポート形式のものですよね。
それはそれで楽しめるんですが、バクテリアの増殖のことや、水換えについて、水質について、濾過についてなど、たかあきさんが毎週載せてくださることをまとめたような本格的な本がないですよね?
そういうことのほうが肝心で皆が一番知りたいことなのに、経験者に聞くしかなかったり、統一性かない気がするんですが。
販売しても売れないんでしょうか・・?
あでやかな図鑑や雑誌のほうが目を引くんでしょうか。
私としては是非たかあきさんに出版していただきたいところです。(o^-')b グッ!

by 海馬 (2009-12-11 14:59) 

たかあき

飼育係さん

これが答えではないかも知れませんが、この確率も高いような気がします。特に大型魚の餌(ペレット)は嗜好性(嗅覚を刺激)するためにエビを多く使っています。このエビの色素、カロチノイド(アスタキサンチン)が赤いので、それが溶けだすと黄色っぽく赤っぽくなることがありますのでね。ディスカスハンバーグなども同じで、ベアタンクでハンバーグのみ与えていると同じように黄色っぽく着色されることもありますよ。赤虫でも同じですが・・・。何にしても餌を与えると色は着いてきますね。(^_-)


海馬さん

鳥取ですか~ 岡山までは出かけることはあっても鳥取って行ったことがないです。砂丘も見たことないです。一度は見た方がいいかな!? 不思議な光景なんでしょうね!?

飽和水蒸気量の例え、海馬さんの疑問を解決できる例えになったでしょうか? 呆然と原理と理由は分かっていたものの、海馬さんを納得させる化学的な回答(言葉)を自分の中で探してみても見つかりませんで・・・。どうも昔から化学には明るくなくて・・・。(^^ゞ それでふと窓を見ると水滴がついてましたので、それを使ってみました。神様がくれた導きなので、それをそのまま・・・。(^_-) 厳密には全く違うのでしょうがね。

アクアリストの為の本・・・。ないですよね。なかなか。ってか見たことがないかも知れません。こうなると頼るは専門書なんですが、これはこれで的を得てないっていうか話が飛び過ぎているというか・・・。実際に知りたいことに行きつくまで概念から入っていかなければなりませんし、結局最終的に「なんじゃそれ!」って落ちが待っていることも多々あって。読んだ時間を返して欲しいと思うこともよくあります。結局のところ、病気の解釈も著者によってまちまちですし、海馬さんや私のようにそこまで深く知りたいと思う人はいないのだと思います。深ければ深いほど話は深刻になりますし、趣味としての楽しみもなくなってしまうので。

そういった理由もあって、たぶん出版しても売れないのでしょう。実際あったとしても、それぞれ飼育スタイルも違うし、答えなんてない世界ですから。私自身もこうやって思ったことを偉そうにつらつら書いてますが、反対の立場(読む方)に回れば、私みたいな人間と友達したくないですもん!うるさいですよ!勝手に一人でほざいてろ!って思います。ってかいつも嫁に言われます。(^^ゞ なので、こうやって相手してくれる皆さんがとてもありがたいです。 でもまぁ~そのうち見捨てられますね。こんなこと続けてたら・・・ってよく思います。(>_<)
by たかあき (2009-12-11 17:06) 

さかい

う~ん~ ( ノω-、)
ごめんなさい!。たかあきさんに噛み付いてしまいました。
だから、やだ、女ってって言われてしまいますね( ノω-、)。
でも、飽和水蒸気量の例えが、凄いです。
丸1日置いた水でも、ドバドバ入れると、壁面に必ず気泡がでます。
どうして?って思いましたし。
そういう発想がでるたかあきさんの頭ってほんと凄いです。
ゆっくり注水心がけます。
ほんとにありがとうございました(^.^)/!。
独りで騒いでしまい、すみませんでしたm(__)m
by さかい (2009-12-11 19:14) 

たかあき

さかいさん

いえいえ、こちらこそー・・・ってか、噛み付かれたって気はしませんし、ディスカスだけにディスカッションって感じですかね~(*^^)v でた!オヤジギャグ。(^^ゞ ってかね。嫁とも昔、魚のことでメールしあってた時にこんな感じで書きたいこと書いてそれで気まずくなってっての繰り返しで、それでもそんなやりとりがあって知らぬ間に一緒になってるってこともありますし、私の言葉っていつもキツイのですが、いい意味で信頼関係のようなものが出来れば嬉しいのですが・・・。なのでこれから先も大目に見てやってくださいね。すみません。(^^ゞ

飽和水蒸気量の例えですか? あれは私のアイデアではありません。神様がくださった例えなので! インフルエンザ&普通の風邪対策(ガキんちょたちの)為にそれでなくても水槽だらけ植物だらけなのに、それに加えて加湿器までフルパワーで稼動してますので、水滴というより滝のように窓に水が流れてるので、超飽和状態で水槽で言えば、気泡で中身が見えない感じになってると思われます。 昨日Gyaoでソドンヨを見て湿病の話だったんですが、この湿度・・・良かれと思ってやってますが、ちょっとやりすぎのような気がします。(^^ゞ

by たかあき (2009-12-11 22:41) 

海馬

たかあきさん
こんばんは。

鳥取砂丘は何回行っても感激するんですよね。ラクダもいますし。
風でできる砂紋が綺麗ですが、ただ靴の中に砂が入って歩いてて気持ち悪いのがちょっと・・って感じですが。
それに砂漠化が進んでいて、このままだとJRの駅まで砂漠になるようです。

コメントの件ですが、とんでもないです、凄いと思いました。
思わず飽和水蒸気気圧のグラフが浮かんできましたよ。
そうだったんだ!とピカッと光りましたから。
いい神様が降臨してくださって、解決できました。
ありがとうございます。
神様にもよろしく伝えてください。(m。_。)m

本ないですよね!
ショップの店長に聞いたら、死なせた魚の数に比例して知識が身につくと言ってましたが、果たしてそうかな?と思いました。
その原因を毎回毎回追究して解明されてこそ知識として身につくのであって、そうでなければただの1回限りの経験に終わってしまうにすぎず、次同じようなことが起きたとき、それがそのまま使えるかは?に思うんです。

私は質問魔で、追求して質問しすぎて返って相手を怒らせてしまったことも結構あるので、知りたいのに聞けないっていう葛藤で苦しんでました。
たかあきさんは何でもご存知だし、何でもお聞きできて嬉しいです。
これからもドンドン質問させてください。

見捨てるなんてとんでもないです。
私はたかあきさんにぶら下がってるミノムシみたいなもんですから。(*'-'*)
ぶら下がれる木がなくなると困ります。
質問ばっかりで、私の方こそ見捨てられないか心配なくらいですよ。ヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ
by 海馬 (2009-12-11 23:53) 

たかあき

海馬さん

そうですか。地元の人が何度言っても感動するのなら一度も行ったことにない我々が行くとすごい感動なんでしょうね? チビたちがもう少し大きくなって、その出来事を記憶できるようになったら行ってみます。

コメントの件ですが、幾人かの方から分かりやすかったと言って頂いたのでよかったです。もう日付が変わりましたので神様はどこか別の所へ行かれましたが、今度また降臨されたらお礼を言っておきます。(^_-)-☆

さて問題は失敗は成功の元発言をするショップですが・・・。確かにそれも一理あるのでしょうが、失敗を失敗で終えることだってありますし、それを次の失敗につなげないことだってあるでしょう。ようはその個々の問題なのでしょうが、失敗しない方法(命を消さない方法)を知ってる人がいるのなら、助言できる人がいるのなら、失敗する前に自分のものにして、失敗しない方がいいのではないか?って思います。自動車教習所で危険予知の教習がありますが、あの教習があるから、また事故で大変な目にあってる映像を見てるから、同じような状況にならないように注意するんですし。なので私は、私が過去に起こした過ちを自分の得た知識として公開しますし、また海馬さんの今回のはむくんの一件も自分の魚同様に分析したり治療法を検討したりしています。後にエイを飼う事になって同じ症状が出たときの為に。

これが私のAQUAスタイルでC'ZONEをやってる理由なんです。単なる個人の趣味だから、飼育出来る魚種や数は限られています。でも、これだけネットで情報が収集できる時代ですから他人事だから自分には関係ないと思ってしまえば、自分には何の利益も残らない。ネットの世界は公開する側も閲覧する側も結局は何かしら情報交換してるんですよね~ その辺が大事なのではないか?って思うんです。

上のResで飼育係さんが「聞くばっかりで、私からは何もお伝えできずに申し訳ないんですが」っとコメントしてくださってるんですが、こちらから言わせて頂ければ「飼育係さんのコメントのおかげで水が黄色く濁る原因を再度確認させてもらいました。ありがとう」ですし、今回の海馬さんの最初のコメント「気泡が留まるものと留まらないもの」って言うのも、理由は何となく分かっていても人に伝えるにはどうすればいいのか?また化学的にどのようなことが起こっているのか?などなど改めて考えるいい機会になりました。他の皆さんのコメントでもいつも同じなんですよね~ 感謝の言葉を頂きますが、実際は自分を向上させる材料に、そして課題を与えて頂いていると・・・。何のこっちゃ分からない話になってきましたが。(^^ゞ これは私の悪い癖です。

あとミノムシ・・・先だって嫁に始めて聞いたんですが、オスは蛾になりますが、メスは一生ミノムシなんですって!知ってました? これまた何のこっちゃで失礼しました。 

by たかあき (2009-12-12 01:17) 

飼育係

>こちらから言わせて頂ければ「飼育係さんのコメントのおかげで水が黄色く濁る原因を再度確認させてもらいました。ありがとう」ですし

そう言って頂けると、とても気持ちが楽ですf(^_^*)
ありがとうございます。
by 飼育係 (2009-12-12 05:50) 

海馬

たかあきさん
こんにちは。

いいところですので、是非子供さんたちとお出かけください。ディズニーランドなどの人工建造物からは得られない自然に包まれる感動があると思いますので。日々悩んでいることが小さく感じられます。
ってサハラ砂漠とかだったらもっと感動でしょうね。

素晴らしいです。
そういう考えを持っておられるたかあきさんは道徳的にも素晴らしい考えを持っていらっしゃると感心しています。
すべての人が1度経験をしたことからしか何も得られないのだとしたら、かなり多くの犠牲者が出ると思うんです。

フグだって先人がそれを食べて「毒があるんだ」と経験から知り、それを後世の人間に語り継いでいったからこそ犠牲者も最小限に食い止めているんだと思います。まあ現代なら科学技術を駆使して調べればすぐに分かりそうなもんですが、もっとはるか昔ならそういう情報交換は貴重だったと思うんです。経験者が未経験者に教えることって大事だと思うんです。

たかあきさんのおかげでフグを丸かぶりしないで、フグの血抜きなどを覚えて死なずにすんだ方がたくさんいると思うんです。
私もその一人です。危険な肝まで生で丸かぶりしてたように思いますから。~~旦_(^‥^=)~ イタダキマス

でもこれは良心の世界ですから教えても教えなくても罪にもならず、コメントを読んで「自分はこれについてもっと知ってるぞ!」という人でも書き込みやアドバイスもなくただ通り過ぎるだけの人って多いように思います。
事実以前ショップでもブログの書き込みについて、分かっているけど何でいちいち回答する必要があるんだって言われました。
不親切は罪にはなりませんが、私なら分かっていれば教えてあげたいと思います。
知識って骨董品じゃないので自分だけが後生大事に持っていて値打ちが上がるものじゃないですよね。それなら困ってる人に教えてあげて、それがきっかけで情報交換できればまた今度は自分の知らないことを教えてもらえて勉強になると思うんです。
「情けは人の為ならず」だと思います。

今回のたかあきさんの下へ降りてこられた神様も、きっとそうなのかもしれないと思っているんです。

それとは別にたかあきさんの日が変わったので神様は別の場所に行かれたってコメントですが、ビビーって来ましたよ。幸運の女神じゃないでしょうか、この神様。昔同じようなことを聞きました、予備校の先生から。素直な心の人にしか降りて来られないらしいです。
たかあきさんの心が綺麗から、私のはむを思う純粋な気持ちを見ていて、神様が肩に降りてこられたんですよ。ありがたいことです。
これからも素直な心で生きていきます。♪

ミノムシですが、昔先生から聞きました。
かわいそうですよね。オスが飛んでくるのを待つばかりで、ずっとあの蓑の中で、外の世界も知らずに。
だからこそミノムシが好きなのかもしれません。
ミノムシでのエピソードを2つばかり。
中学生のときにミノムシの皮を剥いで、その代わりに毛糸と細かく切った折り紙を置いて、どれを選んで再度蓑を作るのかな~って実験したことがあるんです。ミノムシはどれが好きなんだろう?って思ったら折り紙でした。
10匹以上のミノムシが折り紙を選んでましたね。かなりカラフルなミノムシになってしまいましたので、自然界では天敵に狙われそうですが。
それとミノムシの絵を描きました。
題して「ひとりぼっち」。
オスが飛んでこなかったら、メスは一生あの中で待つだけですからね。
でも賞をもらいました。題が良かったのかもしれませんね。
というわけでミノムシは大好きなんです。
謙虚でいじらしいですよね。♪

それからラクトフェリン、届いたら使ってみます。
また報告しますね!
いつも教えていただいて、ありがとうございます。了└|力"├_〆(・・ )♪
by 海馬 (2009-12-12 09:33) 

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