093.濾材漂白 [AQUAな雑学]
ディスカスを飼育していると長くて半年~1年、早ければ2~3ヶ月で濾材表面にハンバーグの油脂やタンパク質がこびりつき機能しなくなったり、バクテリアが着き過ぎてphの急降下がおこったりします。 その結果「魚が底で動かない」「発色が悪い」「phが降下してきた」「エサ食いが悪い」などの症状があらわれ飼育が困難になってきます。そんな時我が家では迷わず100%または80~90%の濾材を交換するようにしています。
このようにディスカス飼育では頻繁な交換が必要で、その都度濾材を交換(買い替え)していると、恐ろしくランニングコストがかかるので、我が家ではガラスリング(シポラックスタイプ)を使うようにしています。 この濾材のメリットは、材質がガラスなので水質に影響がでない中性濾材で再生ができること。 漂白剤(キッチンハイター)で真っ黒でドロドロになったリングを簡単に真っ白の新品にすることができます。
ガラスリング濾材再生方法
1.プラスティック製のバケツまたはタライに汚れた濾材を入れる。
2.キッチンハイターを遠慮なくドバドバと注ぎ込む。
3.3~5日間ハイターに漬け込む。
4.汚れが取れてないようなら水洗いした後に再度ハイターを入れる。
5.汚れが取れたら流水で何度もすすぎ洗いする。
6.大きな鍋で3~5回煮沸し塩素を飛ばす。
7.バケツなどに移しカルキ抜きをかなり多めに入れて2~3日漬け込む
8.流水で洗い天日干しして乾燥させる。
こんな感じで、ほとんど新品状態に再生させることができます。 ただここで注意しなければいけないのが濾材はセラミックやガラスだけで出来ているもの以外は漂白禁止。 コンペイトウなどのようにゼオライトとセラミックを混ぜ込んで作られたものや、パワーハウスのようにph調節機能があるものは、水質改善するための物質が含まれているので、それがハイターによって変性したり、役目を果たさなくなったりするので危険です。 だから必ず材質を確認し、吸着材質や成分を溶解させて水質をコントロールするタイプの濾材では漂白しないようにしましょう。
また漂白する時にプラスティック製のバケツを使う理由ですが、金属製の容器にハイターを入れると金属と反応して漂白効果がかなり落ちます。 脱線話だけど、奥様方がシンクや鍋にハイターをかけて汚れを取る行動をたまに見かけるけど、本当はあれってあんまり効果ありません・・・・。
話を戻して・・・。
「魚にハイターなんて・・・」と思われるでしょうが、後処理をきっちりと行えば問題ありません。理論上では70℃以上のお湯、金属で塩素(カルキ)が抜けますから! でも、ハイター自体危険であることには違いないので「怖い」と思われたらやめておいた方が良いかも知れませんね。(^^ゞ
最後に・・・・自己責任でやってね! 責任取れないから。
今のところ十数年この方法で色々な魚飼ってるけど、ハイターが原因で死んだ仔は我が家には1匹もいないし、結構有名なショップでも漂白再生してるみたいよ!?
このようにディスカス飼育では頻繁な交換が必要で、その都度濾材を交換(買い替え)していると、恐ろしくランニングコストがかかるので、我が家ではガラスリング(シポラックスタイプ)を使うようにしています。 この濾材のメリットは、材質がガラスなので水質に影響がでない中性濾材で再生ができること。 漂白剤(キッチンハイター)で真っ黒でドロドロになったリングを簡単に真っ白の新品にすることができます。
ガラスリング濾材再生方法
1.プラスティック製のバケツまたはタライに汚れた濾材を入れる。
2.キッチンハイターを遠慮なくドバドバと注ぎ込む。
3.3~5日間ハイターに漬け込む。
4.汚れが取れてないようなら水洗いした後に再度ハイターを入れる。
5.汚れが取れたら流水で何度もすすぎ洗いする。
6.大きな鍋で3~5回煮沸し塩素を飛ばす。
7.バケツなどに移しカルキ抜きをかなり多めに入れて2~3日漬け込む
8.流水で洗い天日干しして乾燥させる。
こんな感じで、ほとんど新品状態に再生させることができます。 ただここで注意しなければいけないのが濾材はセラミックやガラスだけで出来ているもの以外は漂白禁止。 コンペイトウなどのようにゼオライトとセラミックを混ぜ込んで作られたものや、パワーハウスのようにph調節機能があるものは、水質改善するための物質が含まれているので、それがハイターによって変性したり、役目を果たさなくなったりするので危険です。 だから必ず材質を確認し、吸着材質や成分を溶解させて水質をコントロールするタイプの濾材では漂白しないようにしましょう。
また漂白する時にプラスティック製のバケツを使う理由ですが、金属製の容器にハイターを入れると金属と反応して漂白効果がかなり落ちます。 脱線話だけど、奥様方がシンクや鍋にハイターをかけて汚れを取る行動をたまに見かけるけど、本当はあれってあんまり効果ありません・・・・。
話を戻して・・・。
「魚にハイターなんて・・・」と思われるでしょうが、後処理をきっちりと行えば問題ありません。理論上では70℃以上のお湯、金属で塩素(カルキ)が抜けますから! でも、ハイター自体危険であることには違いないので「怖い」と思われたらやめておいた方が良いかも知れませんね。(^^ゞ
最後に・・・・自己責任でやってね! 責任取れないから。
今のところ十数年この方法で色々な魚飼ってるけど、ハイターが原因で死んだ仔は我が家には1匹もいないし、結構有名なショップでも漂白再生してるみたいよ!?
今回のガラスリングの掃除の仕方、懇切丁寧な説明で分かりやすく
非常に参考になります^^
以前、確か私のブログコメント欄でキッチンハイターで漂白しています、
とのコメントを入れてくれた時に、実際どうやっているのだとうと具体的
なやり方を知りたいと思っていたんですよ(^^ゞ
それとオフ会、楽しかったです♪
もっと色々話し合いたかったのですが、また今度楽しみにしています!
by dai8682 (2007-05-07 08:04)
具体的な処理方法ためになります。
ウールが多めでリング状ろ材は少なめでだったので
交換時は新品を使ってましたが次回はやってみたいと思います。
ん?次回は新品を使って今使ってるのを洗わないと。ですね。
洗っておいた交換用ろ材があると思い立ったらすぐできるしでいいですね~♪
by sun (2007-05-07 08:41)
daiさん>>>
ヨルカンだっけかな!?
1Lで700~1000円で売ってるガラスリングを使ってます。
シポラックスと同じ感じなのでいいよ~(^_^)v
でも、最近は10kg数千円で売ってるのもあるからあれもお徳かもね。
やっぱり再生できて何年も使えるのが一番だよね!
買い換える分でディスカスが1枚でも2枚でも買えるしね(^_-)
sunさん>>>
ウールメインのシステムなんですか? ウールもいいよね!
コスト的に捨てても痛くないし、いつでもどこでも買えるってのもいいよね!
でも、おっしゃる通り、リングもこんな感じで再生していつでも使えるようにして
置いておけば直ぐに使えて便利なんで試してみてもいいかも!?
ウチは10Lを水槽に入れ、10Lをいつでも使えるようにスタンバイしてます。
今もこの前取り出した10Lをハイターに漬けてます。
by たかあき (2007-05-07 12:00)
本当に綺麗になるんですね~
最近濾材が酸化してきてるので
余っている濾材で試してみます。
たかあきさんのようにいつも
交換用をスタンバイしていると
いざと云うとき良いですね。
by タケオ@CiaoCiao (2007-05-07 17:05)
漂白剤の汚れの落ち方って、根こそぎ!みたいな感じで、気持ちいいですよねー!
リングろ剤は使ったことないですが、こうすれば随分使えますね♪
私も水槽洗うときは、漂白剤で水槽もろ過も新品にするつもりで洗ってます♪
最後にマーフィードのプレフィルターに付いていた塩素テスターの試薬で塩素チェックしてるけど、あれって普通にお店に売ってます?
売ってるの見たことないんですが・・。
by miya (2007-05-07 17:54)
タケオさん>>>
危険を感じないなら是非お試しあそばせ!(^_-)
この方法でずっと漂白再生してて最古のもので15年使ってます。
ただ、ガラスリングの性質上、徐々に削れて小さくなったり半分に割れたり
するので、極端に小さく磨り減ったやつは捨てるか観葉植物の底石にして
廃棄するようにしてますけどね。
miyaさん>>>
主婦の知恵と言うのでしょうか!?
汚くなった濾材を捨てようかと悩んでいるとオカンに「キッチンハイターに
漬け込んでおけば綺麗になるんちゃう?」と簡単に答えを出され
「なるほどね~」って感じでした。
アクアの世界ではカルキ抜きって言う素晴らしいアイテムもあることだし
有害な残留塩素で悩んでいたけど、それが打開策になるとは・・・。
「毒を持って毒を制す」ですね!(^_-)
マーフィードの塩素テスターは基本的に廃盤商品になりつつあります。
テスト成分の塩酸(オルトトリジン溶液)が発がん性物質であることと
廃棄の方法を間違えると危険だからって理由らしいですよ!?
そのうち浄水器セット買っても付属されなくなるかも知れませんね!?
by たかあき (2007-05-07 19:16)
ごぶさたしてます。
うちはなんで表面にこびりついて機能しなくなったりしなかったんだろ??
時々そういうはなしはあるしショップでも10年以上洗った今年ないという所もあるが、条件が分かりません。
近年常用しているスポンジサイコロ状濾材(アクア用に売ってもいますが、でかいのから自分で切り出しました。)は激安なので、いつでも新品にすることが出来るのでなかなか良いカモです。ただ、5,6年使っても特に痛んではいませんでした。水中でぎゅっと絞ると簡単に綺麗になっちゃいますし。
by たまらこ (2007-05-07 20:46)
セットして数年経つ濾材にはある種特別なバクテリアが湧くと聞いたことがあります。
そのあたりがたまらこさんの水槽ではあるのかもしれませんね。
安定していて羨ましい(^_-)
by たかあき (2007-05-07 21:58)
ほうほう(^^)
これが噂のろ材再生ってやつですねw
素晴らしいです(^^)究極の節約手段!?この前、マトメ買いしたシポラックスは嫁に値段ごまかしてるのでこれで罪を償っていけます(^^)ホッ
そうだ!さっきオーバーフローの画像UPしました。良かったら見ていいアドバイス下さい(^^)v
by akisono-happyhappy (2007-05-07 22:14)
今回は10L再生させるのに1.5Lのキッチンハイターを使いました。
それでも価格的には300円くらいでしょうか!?
安く上がるでしょ! 是非これで罪を償ってくださいね。(^_-)
by たかあき (2007-05-07 22:48)
おぉ~これうちでもやってます!でも、たかあきさんの方法に比べてかなり横着だったんで、もう少し丁寧にやるようにしようっと。
キッチンハイターは原理さえ分かっていれば、かなり便利なアイテムですよね。
我が家の場合、パーフェクトフィルターの嫌気性ろ材が再生もしくは自家製できるとかなり助かるんだけどなー・・・何か良い方法ないでしょうか?
by discupo (2007-05-08 00:25)
E筒って有機炭素化合物だっけ?
次亜塩酸系漂白剤じゃやばいよね・・・やっぱり。
コロニーでありつつエサにもなる濾材だけに何とも再生の方法が難しそう。
ってか、やっぱり無理じゃない?最終筒だけは!
モニターやった時もメーカーに聞いてみたけど「ハイターはちょっと・・・・」って
答えをもらえなかった。あたりまえだわね!(^^ゞ
出来るか出来ないかはさて置き、再生方法教えたらカートリッジ売れないしね。
by たかあき (2007-05-08 01:01)
ありがとうございました。
やっぱり最終筒は自作や再生は無理ですかねー。
もう少し安いと助かるんだけど、なかなかそうはいきませんね。
別の方法考えてみます♪
by discupo (2007-05-08 07:15)
そろそろうちもろ材変えないとなぁ~と思ってました~
とても参考になりました~。
PHが随分下がるので・・・機能半分ろ材減らしました~。
またまた一つお勉強になりました~。
by グータン (2007-05-09 15:40)
グータンさん
濾材も安くないですからね~(^_-)
長く使えるにこしたことないので、ウチではこんな感じでやってます。
結構節約できますよ。
by たかあき (2007-05-09 21:09)
ハイターでも表面活性炭が入っていないものの方が泡が立たなくて良い感じです。おまけに安いし。(^^
by ggd02100 (2008-07-28 13:01)
ggd02100さん
そうですね。(^^♪
私も業務スーパーなどで安く売られてる泡立たない
タイプを最近は使っています。 結構いい感じですよね。
表面活性炭・・・界面活性剤ですかね?
by たかあき (2008-07-28 18:36)