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270.誤った認識 [ディスカス]

今日はディスカスの水質管理についての私なりの考えを聞いて頂こうと思います。早速ですが、ディスカスの水質管理って皆さんはどのように行っていますか? 最近はディスカス関係のHPやblogをやっている方が多いので拝見する機会も多く、それぞれの拘り(他人の飼育法)を見ていて私自身大変勉強になるのですが気になることも少しあって・・・。
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今に始まったことではないのですが「ディスカス=水換え! 寝る間も惜しんで水換え!」って感じで飼っているのか飼われているのか分からない人が多いような気がします。特に他人の飼育情報が容易く手に入る時代ですから、昔以上にそれが悪い意味で浸透して「ディスカスに飼われてる人が多い」。なので、ここで1つ警告したい! 必要以上に水を換えるという行為・・・。一般的に魚のためにはいいことなんですが「水換えの方法と意味を間違っている人が多い」非常に偉そうな言い方で「何様だお前は!」っと言う声が聞こえてきそうですが、あえて今回は偉そうに行きます。「誤った認識をしている人が多い!」

こんな風に思う理由は、HPやblogを見ていると「水換えしました! 水換え後の写真がコレ!」って感じで水換え直後の水槽の写真を公開している人が結構多いのですが、人間の目から見たら確かにゴミ1つない綺麗な水にディスカスが泳いでいます。でも、目を凝らしてその水槽を見てみると水槽壁面のあらゆるところに気泡がいっぱい!・・・これ、非常に悪いことです! 換えすぎ&入れた水の処理が出来てない証拠! こんな水換えを続けたならエラは痛み、体色は飛び艶もなくなっていくことでしょう。何よりエロモナスやカラムナリス、エラ病を患いやすい体になってしまいます。

この気泡の正体は炭酸ガスで、炭酸ガス=強い酸性の物質です。これが体表やエラに大量に着いたら・・・見た目は分からなくても水換えをする度に体表やエラが軽度phショックを起こし、人間で言うところの「強烈な垢すり、擦り傷」のような状態になっているのです。それを守るためにディスカスは粘膜を出して体表を維持、修復しようとしますが、度重なる炎症で粘膜の分泌も過剰になりコントロールができなくなり、余計なエネルギーが消費され結果的にはこれらストレスにより日和見感染しやすい体に・・・。つまり、ディスカス飼育で常識だと思われている大量換水はそれ自体が誤りで魚を病気にしている可能性が高いのです。

このように言えば「東南アジアのブリーダーは?」とか「ショップでは大量換水をススメてるよ!」っと言う人もいるでしょう。確かにブリーダーやショップでは毎日大量の水換えをしてディスカスを管理しています。しかし、彼らはプロですので上で書いているような気泡がつく水換えはしません。常時新しい水を少量ずつ垂れ流していたり、別に溜め水水槽を用意しそこで水を作ってから水を換えています。もし、気泡がいっぱいついているショップがあるのだとすれば、そこはプロショップではなく生き物の命の重さを分かっていない単なる量販店だと思います。そういう店では例え素晴しい魚がいたとしても私は買いませんし、買おうとしてる人が目の前にいたのなら店員と喧嘩してでも、訴えられてでも阻止しようとするはずです。命の問題ですからね・・・。

話が少し脱線しましたが、水換えの他にも・・・。「毎日水換えさえしてれば濾過なんていらない!ウールマット1枚で十分!」などと言っている人もいますが、はたしてこれは正しい認識なんでしょうか!? 私はそうは思いません。たぶん間違っています。 いつ誰が言い出して植えつけた常識なのかは知りませんが、人間でも魚でも同じで、地球上の全ての動植物はあらゆる菌と共存しています。いい物も悪いものも含めてこれら菌と共存していかなければならない。有害な物質さえなければそれでいい、クリーンに保つのがディスカスのため!っという認識は、この自然の摂理に反します。

理論的にはphを下げないためにバクテリアを少なくするという意味での行為だということは分かりますが、濾材を粗末にして水換えを頑張ったところで事実上の数値には満足できても、私から言わせたら根本的な解決には何一つなっていない。例えば病院の無菌室で生活している白血病患者さんや超未熟児で産まれた赤ちゃんはバイキンに触れないからいいことだ!っと言えるでしょうか!? 言えませんよね。無菌室の生活であっても、外部から出入りする人や物資によって微量の菌は入りますし、こういう生活が長ければ長いほど少しの菌で大きな病気になってしまう。つまりは免疫力が低下しているのでね・・・。それにこれら患者が一生無菌室で過ごすかというとそうではない。後に社会復帰しなければならず、その時にはあらゆる菌やウイルスと闘っていかなければならない。これが一番大変で免疫を再び向上させるために大変な努力と治療が必要となる・・・。例えが悪かったかも知れませんが濾過に頼らない飼育ってこれと同じだと私は思うんです。

常識的に考えてアンモニアや亜硝酸、硝酸塩の数値が日々急激に変化する川なんてありません。水温や硬度、phが大きく変動する川なんて・・・。ある分けないですよね? ディスカス飼育の基本は水質を維持すること・・・。もちろんこれに間違いはないのですが、水換えという行為は有害物質の数値はコントロールできるとしても、変化という面ではリスクが大きすぎる。そしてこの悪循環にしている原因は、ディスカスの基本飼料だと錯覚して大量に与えているハンバーグや必要以上の高水温、そしてこれら誤りを指摘しない人やショップだと私は思うんです。 自然界でハンバーグなんて食べませんし、30℃近くの川にディスカスは棲んでいませんしね~

結局のところ、ディスカスでもネオンテトラでも他の魚でも飼育方法は同じで、オーソドックスな濾過設備と適度な水換え・・・。これに勝るものはないということです。何もディスカスだけが特殊ではありません。ディスカスを飼っていると何か特別な魚を飼っているかのように錯覚する人もいますが実際は何でも同じなんです。なのでこの「特別な魚を飼っている!」っという感覚を捨てること。そして魚の基本的な飼育法で忠実に飼うこと。これが一番だと思います。そして何より大事なことはエサを与えすぎない、そして水を汚さない飼育をすること! では実際、どんな所を注意したらよいのか・・・。

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266.多用途な産卵筒 [ディスカス]

ここ数日で急激に冷え込みが強くなってきましたね~!? まぁ~11月なのだから当たり前って言えば当たり前なんでしょうが、それでも日中はまだ暖かくて動いていたら半袖でないと暑い時もあるし、やっぱり変な気候ですね。 さて、AQUAな話に戻して・・・。今日の写真、どこかいつもと違いません? なんか余計なものが水槽の中に!!
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そうです! 久しぶりに産卵筒を入れてみました! これからワイルドグリーンF1を大量生産しようと思いまして! 前もって里親も募集しておきましょうか! (^_-)-☆・・・って、魚の世話が出来ないから今シーズンは新規導入を見送ると宣言しておいて、そんなわきゃ~ないですよね。(^^ゞ

なぜ産卵筒を入れたかと言うと、先週の満月の前くらいから、どうも?やっぱり?若干? 発情傾向にある個体が2匹いて、激しく縄張りを主張しはじめたんです。それで小さいリンリンや年寄りぎみの金目のテフェが、かなり強く激しく追い回されて、流木に身体をぶつけたり、エサが上手く回らなくなったりで、放置するのは可愛そうなので、新しいテリトリーを作るために産卵筒を置いてみました。
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問題の2匹! tefeのキャンディと同じくtefeのオークションくん・・・って、もうウチにはtefe産しかいないのでわざわざ「tefe」ってつけなくてもいいんでした。(^^ゞ
産卵筒って普通は産卵の時や産卵を誘発する時に使うものだというイメージが強いと思うのですが、この形状とサイズ、重さは突然勃発した権力闘争を沈静化するのに非常に役に立つアイテムで、産卵筒なら少し強く当たったくらいでは大けがもしないし、流木のように鱗が削れ落ちるようなキズもつかない。何より発情ぎみの個体が権力闘争の原因であれば、自ずと産卵筒本来の使い方となり、これに魅力を感じてこの付近に縄張りを固定するので、追い回されていた他のディスカスは安泰って感じで結構な確率で喧嘩が治まります。

ディスカスって、一般的に喧嘩が絶えないようなイメージで伝えられることが多く、それを解消するために匹数を増やして過密飼いするのが基本って感じになっていますが、本当はそうじゃないと思います。 確かに異常なほど気性の荒い個体もたまにいますが、それでも他のシクリッドや大型魚、アナバスなどに比べたら相手が死んだり死ぬ寸前まで追い込むこともないので私の目から見ればディスカスの喧嘩なんて可愛いものですし、水槽内が落ち着きなく小競り合いをしている時って他の魚のように無意味に攻撃的になっているのではなく、ほとんど理由があって争っているので、それさえつかめばある程度治められるので過密に飼う必要もないんですよね~ その対処もたいがいは産卵筒を1つか2つ入れてやったり、水温を上げたり下げたりするだけの簡単なものですしね。

今回のウチの問題児たちも産卵筒を入れた2日後には追回すこともなくなり、1匹は産卵筒付近で落ち着き、他の個体は産卵筒から遠くはなれたスペースで喧嘩もなく泳いでいます。個人的には産卵させる意思がないのであれば、産卵筒・・・って言うより人工の建造物(大袈裟な言い方?)を入れるのはあまり好きではないのですが、それでもこの産卵筒っていうアイテムだけは必要ですね~。なければ困りますね~。最低2つは欲しいですね~。 皆さんも喧嘩がひどい時や新規導入魚が先住者と馴染まない時に使ってみては如何でしょう!? 結構効果ありますよ!(^_-)


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248.腹ビレは語る [ディスカス]

「目は口ほどにモノを言う」という言葉がありますが、実にその通り!「モノ」を言いますよね!? ディスカスの赤い目は健康状態を把握する大切チェックポイントの1つで、いかに美しい柄を持つ個体であったとしても目が輝いていないとインパクトに欠けてしまいます。
でも、個人的にそれと同じくらい(それ以上に!?)重要と考えるのは各鰭の状態、特に腹ビレはディスカスの全てを語るポイントだと思っています。
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では、腹ビレが何を語るのか?・・・ですが。
まず、欠けることなく真っ直ぐに長く伸びた腹ビレは全体のフォルムを美しく見せ体型を整えます。特にグリーンであれば、一般的に「長細い体型」と言われることが多いのですが、その欠点を腹ビレの長さでカバーすることができます。

また、腹ビレの青や赤の濃淡で将来的な「化け度」も何となく計算することもできます。これもグリーンの話ですが、腹ビレにある赤いラインの数で何も柄の出ていない仔がスポット系なのかライン系なのかが分ったりもするのです。・・・企業秘密なのでこれ以上は書きませんが。(^_-)

その他には年齢、飼育環境(過密飼育だったか?ゆったり飼育だったか?)、網の扱いは丁寧だったか?、水質は良好か?(水質が悪いと水槽の下層で腹ビレを擦りながら泳ぐので摩擦で伸びない)などなど、書き出したらキリがないくらい腹ビレの状態で何でも分っちゃうんです。そう考えると、目より語ってるでしょ!?(^_-)
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ディスカスを選ぶ時、柄や体型、目の色は気にしても、案外この腹ビレに注目して買う人が少ないように感じるのですが、こんな感じで全てを語る重要な器官なので、ぜひぜひ注目して欲しいと思います。 そして、体の成長と共に腹ビレもしっかりと観察して「こういうパターンのラインだったら(腹ビレの)こんな風に化けるんだなぁ~」なんて自分なりの法則を見つけるのも結構楽しいですよ!(^_^)

ちなみに、2枚目の写真の個体は左側の腹ビレが欠損(回復の見込みなし)。買う時から切れていて、若干「治るかなぁ~?」なんて心配はあったのですが、右のラインや色から色々判断すると面白い可能性が沢山あったので買ったのですが・・・。あの部分から落ちてるヒレは治りませんね~ 1年以上飼い込んでも全く動きがないので諦めるしかないようです。 先端の細い部分なら回復するので曲がったり折れたりしたら切れ味の良いナイフで迷わずスッパリ行くのですが、軟骨のやや硬い部分での欠損はダメみたいです。 これはこれで勉強になったんだけど・・・。例えこの先、体の全てに柄が出たとしても、この左腹ビレ欠損は個人的にはかなり痛いです。
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246.ジャプラロイヤルグリーン [ディスカス]

個人的な意見ですが、私はディスカスの「ロイヤル」という称号があまり好きではありません。なぜなら「ロイヤル」と「ノーマル」でその存在価値を極端に二分し、大袈裟な考え方の例として、ロイヤルは貴重だから大事にしてノーマルは大事にしなくてもいい!なんて称号1つで命の重さが変わってしまうことも結構あるからです。 なので普段は自分の魚の話をする時にはなるべくロイヤルとは言わないようにしています。
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若き日のジャプラ。 バランスが良いラインスポットの表現の上、グリーンでは珍しいハイフィンボディ! 自慢のロイヤルグリーンでした。
でも、今日は、今夜だけは・・・。ロイヤルという称号を使いたい!
先ほど、ちょうど日付が変わる頃・・・我が家で唯一のロイヤルグリーンのジャプラが旅立ってしまいました。 C’ZONEの表看板であるジャプラが・・・。 

ジャプラはディスカス飼育(特にグリーンディスカス)の面白さと奥深さを教えてくれた仔で、この仔がいたからblog版C’ZONEを再開したし、この仔がいたからグリーン専門でディスカスを楽しむようになった。 ・・・・ってか、あまりにもショックでいつものように言葉がでません。(^_^;) いつもは記事を書くのに深く考えずとも色々な言葉が降ってくるのですが、今日はちょっと無理みたいです。(^^ゞ 

でも、ジャプラが逝ったことをblogで交流のある人たちに知ってもらいたい。そして、画像でしか見たことがない仔だけど、皆さんにも覚えておいてもらいたい。そんな気持ちで、定期更新外だけど、報告させてもらうことにしました。
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息を引き取る3時間前の写真。 「もうこれで最後! もう撮ることができない!」そんな気持ちでいい大人が涙をこらえて写真を撮ってました。最後に立ち会えて良かった。
ジャプラの死因ですが・・・。まだ詳しい病名を考察するには至ってないけど、今までのディスカス飼育で全く経験したことのない死でした。発症からたった3日で「ウソ!」ってくらい急激に痩せ、目も窪み死んでしまったのです。(前回の記事の写真はちょうど1週間前に撮った写真だから比べてもらったら分かると思うけど・・・・。) 嫁は細胞のトラブル? 筋肉が溶けた? なんて言ってましたが、気持ちの整理がついたら症例の検索でもしてみようかなぁ~

まぁ~こんな感じで毎日ジャプラを見てた私から見たら、強烈な変わり果てた姿・・・だったのですが、もともと体格の良かった仔なので、今まで見たディスカスの死体に比べたら死んだ姿も美しかったです。 老化でボロボロになって死んでいくのではなく、美しいまま死んでいった。 ジャプラらしいと言えばジャプラらしいのですが、早すぎます。ぜんぜん心の準備が出来てませんでしたから・・・。もう二度と出会えないでしょうね!? こんな魚に・・・。(T_T)
ジャプラロイヤルグリーン:飼育年数7年(推定9歳) 体長18.7cm(死後計測)


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239.凛々(リンリン) [ディスカス]

最近の日課・・・。ガキんちょ2匹を寝かしつけた後、22時くらい~深夜まで嫁はいくつかある彼女のblogの更新をし、私はGyaoの無料動画を見たり、C'ZONEの更新をしたりと、横並びに設置してあるパソコンでほぼ会話もなく事務的に作業をしている。 いつもの事だから特に気にならなかったけど、今、ふと2人並んで黙々とキーを打っている姿を第3者目線で想像すると実に滑稽。(^^ゞ
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まぁ~こんな意味の分からない我々夫婦の話はどうでもいいとして、今日は最近出番のなかったTefeの凛々ちゃんのその後でも見てもらうことにしましょう。 2007.1にいつも行くHCで買ったスーパーノーマルの凛々。この仔は今は亡き爛々に面白さを感じて買うついでに・・・っというか、販売水槽にグリーンが2匹しかいなかったので1人残したら可哀想かな!?って思って買った「ついでの魚」だったのですが、何の輝きもないノーマルでも飼ってみると(成長していく姿を見ると)やっぱり楽しいですね。
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買った当時はこんな感じ↑で小さくてラインもスポットも全くと言ってよいほどないソリッド?でしたが(こんなのソリッドとは言いませんけど)今では下の方から徐々にスポットも現れ、背びれも縁取るように赤い色がのってきました。それより何より体型はグリーン特有の「崩れ」がなく、かなりいい感じで体高もあります。
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ジャプラと比べるとまだまだお仔ちゃまに見えますが、これでも14cmは超えてます。もう立派な大人だとは思うのですが、ジャプラがデカすぎるので並べると可哀想かな!? 大きさの面でもカラーの面でも・・・。(^^ゞ それでも個人的には最近一番のお気に入りなんですよ!(^_-) なんか他のグリーンよりある意味ワイルドっぽくないですか!? 引き立て役ってわけではないけど、こういった地味な仔がいないと派手な仔は目立たないですし、また派手な仔の中で泳いでいるとこっちも目立つ。 これぞ相乗効果!! 実際見たことはないですが、アマゾン川でのディスカスの群ってこんな感じで地味な仔と派手な仔が群れて泳いでるんでしょうね~

それにしても最近の写真は何だか暗い??? もともと120cm水槽なのに45cm用(15WのPG-Ⅱ)が1本しか点灯してないので、これを一眼レフで撮るのはキツい環境だったけど、最近は特にキツくなってきた。ここまで来ると修行?って感じの撮影でシャッタースピードはいつも1/10sec前後。これを三脚なしの手持ちでいつも撮ってるから暗い撮影の練習にはなるけど、見てくださる人には楽しめる写真ではないですよね~!?(^^ゞ 水草水槽は半年、一般の魚メインの水槽で1年~2年と言われる蛍光灯の交換って魚や植物の為だけじゃなく、観賞する面でも守った方がいいかも知れませんね。
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230.減ったなぁ~ [ディスカス]

チビが逝ってしまったので6匹になってしまった我が家のディスカス水槽。 老いた仔がほとんど逝ってしまったので、しばらくの間は何か問題がおこらない限りメンバーが減る感じはないけど、せっかく120cmのOFシステム(総水量350L)にしたのに何だかガラガラ。(^^ゞ
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120cmを導入した当初の構想では「いつでも10匹前後!」・・・だったけど、グリーンシーズンが終わりかけてる時の連続死(3ヶ月で3匹)だったし、ネットでもコレといって欲しいと思う仔もいなかったので減って当然なんですけどね~
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一般的にディスカス飼育で120cm水槽は力関係を分散、維持させるのに最も飼い難いサイズと言われていますが、ウチの場合、みんなある程度大きいし(LLサイズ以上だし)小さい時から飼っているので、お互いが認識しあっててそれほど問題がないんですよね~ なので、チビがいなくなってもこんな感じで↑ある程度群れて泳いでいるし、小競り合いもほとんどなし!

反対にこの仔たちにはこれくらい余裕があった方が体が触れ合うこともなくていいのかも!?なんて感じてしまうくらい。 グリーンオンリーになってかなり年数が経ったけど、ここに来てワイルドってこれくらいゆったり飼う方がストレスがないのかな~なんて最近思うようになってきました。

誰一人、黒くなったりヒレをたたんだりしてなくていい感じでしょ!?(^_-) 水換えも1~2週間おきに1/2程度だけど、それでも自分の考える許容範囲の水質だし!! 350Lで6匹・・・1匹あたり約60L。 これが正しいのかどうかは分からないけど、ウチでは結構いい感じですよ。(^^ゞ
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228.また1つ・・・。 [ディスカス]

我が家のディスカス水槽からまた1つ美しい光が消えて逝ってしまいました。(ToT)/
今回逝ったのはジュルア産の「チビ」。グリーン以外のディスカスを飼っていた時からいた仔なので、今のディスカス水槽では一番の古株。6年ちょっとの飼育でした。
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彼女が一番輝いていた時の写真!
最近ではテフェやナナイ産以外のグリーンはなかなか手に入らなくなりましたが、当時はジュルアやジャプラ、ジュタイなどの面白い個体が結構手軽な価格で買えたんですよね~
この仔もまたその「手軽で面白い個体」でした。
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飼育当初の写真。模様のない綺麗な黄色い仔でした。
この仔はPBへ初めて?嫁を連れて行った時に彼女が見つけて買った仔でした。今考えたら初めて嫁が選んだ個体だったのかな!? ディスカスには全く興味がなかった人なので・・・。
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最近撮った最後の写真。2009.2.18撮影
こんな感じで嫁が選んだ仔だったからかどうなのか、植物の写真を撮ったついでにいつもなら撮らないディスカスをパシャパシャやって「これ、チビの遺影になる?」っと縁起でもないことを口にしました
まぁ~彼女じゃなくともチビの老化は誰にでも読み取れるような状態でしたが。(^^ゞ

こんなやりとりがあってもチビは相変わらず餌をバクバク食べてましたが、先週の土曜日の朝から餌食いがストップし、夕方に静かに暴れることなく逝ってしまいました。 今回もまた寿命っぽい死だったので悔しさはそれほどありませんが、6年間一緒に暮らした仔が逝ってしまうのはやっぱり辛いです
今から思えばチビはジュルアの潜在能力の高さ(特に青の美しさ)や変化の大きさなど、今まで逝ってしまった仔と同じように(もしかしたらそれ以上に)教えてくれた仔だったような気がします。
チビ・・・ありがと。 そしてさようなら。
= お ま け =
まるでチビの旅立ちを見送るかのようにランが開花しました。
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226.思ってたより・・・。 [ディスカス]

今日もまた最近恒例となってる手抜き(百聞は一見)シリーズです! この仔は去年の春(4月)にオークションで落としたライン系のテフェです。
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Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:マニュアル(M) 測光モード:平均 絞り:F3.5
1/15sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ マニュアルフォーカス 三脚なし

この写真は導入2日後のちょっと水に馴染んできた時の写真です。↑
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Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:マニュアル(M) 測光モード:平均 絞り:F2.8
1/13sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ マニュアルフォーカス 三脚なし

この写真は最近です。↑

= Memo =
2008年4月14日にオークションで20,000円+送料で落札。 購入時の体長は12cm~13cm。 一般的に手を出しにくい化けるか化けないか分かりにくい魚だったけど、尻ビレのラインというか柄がグリーンっぽくなく面白そうだったし体型も良かったので入札。 「面白い仔だけど、この仔を欲しがる人はあまりいないだろう・・・」っと思い15,000円で自動入札をかけていたら最終日に値段がバンバン上がって最終的には20,000円で終了。もう1人、同額の入札者がいましたが、こちらが先に20,000円自動入札を入れていたのでGETできました。 個人的にはちょっと高いかなぁ~・・・っとも思うのですが、ディスカスは一期一会だから買って(勝って?)悔いはなし!

問題の「化け」に関しては今のところ何とも言えない状態で「思ってたより・・・」だけど、今まで飼ったことがないタイプの仔なので、とりあえず今はまだ未知数ってことにしておきましょう。(^^ゞ
ちなみにサイズは体型を維持しつつも15cmは軽く超えました。 写真だけ見てたら小さい仔のような感じだけど、これが結構大きいんですよー
 = お ま け = 
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先週の3日、母、妻、子(2匹)を連れて成田山大阪別院明王院で行われた節分祭に行ってきました。特に信仰心のない罰当たり者なのですが、目と鼻の距離にあるので、仕事のスケジュールが合えば毎年行くことにしています。 ここの節分祭には毎年NHKの朝ドラ出演者や関西系の落語家や漫才師が来ることになってて、今年は吉田栄作や三倉茉奈、佳奈(マナカナちゃん)そして橋下徹大阪府知事も来ていました。他にも京唄子さんや宮川花子、ぼんちおさむ・・・この辺は常連ですが・・・もう見飽きました。(^_^;) それにしても吉田栄作はいい男でした! あのルックスとスタイルに産まれてたら・・・俺の人生は確実に変わっていたでしょうね!? まぁ~吉田栄作も良かったのですが、それより目立ったのはやっぱり大阪府知事でしたね~ この男、サービス精神旺盛です! 「どぉ~もどぉ~も」とみんなと握手しながら目の前を「すーっと」通り過ぎたかと思いきや、突然ターンして、ウチの子2人の頭は撫でて「おぉー寒いのに来たんか~?ニッコリ」ってな感じで、子沢山で有名なだけあって、子どもの扱いは慣れてる!っていうか「子どもが好きなんだな~」って印象でした。 まぁ~賛否両論ある人物ですが、個人的に大阪府民として非常に好感の持てる人でした。 今日のyahooのトピックでも、11年ぶりに赤字脱却!とも書いてましたし、何もしない事なかれ主義の知事よりはやることやってるのかなぁ~ 色々言われてますけど、橋下さんが知事になってから結構変わりましたで!大阪は!・・・以上、たかあきのミーハー通信でした。(^^♪
 
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223.3年目のキャンディ [ディスカス]

今日は手抜き更新です!! ウダウダとウンチクを並べるより、百聞は・・・ってことで(^_-)。
導入数日後の状態2007346.jpg
Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:(P) 測光モード:平均 絞り:F2.8
1/60sec 露出補正+2 WB:オート 感度:800 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ×2 マニュアルフォーカス 三脚なし




導入1年後の状態200890.jpg
Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:絞り優先(AV) 測光モード:平均 絞り:F2.8
1/60sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ×2 マニュアルフォーカス 三脚なし




導入2年後の状態(現在)20096.jpg
Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:マニュアル(M) 測光モード:平均 絞り:F2.8
1/13sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ マニュアルフォーカス 三脚なし



= Memo =
2007年1月23日・・・オークションで15,510円(送料込み)で落札。 購入時の体長は13cm。
一見、パァ!っとしない個体だったけど、ラインの際がはっきり鮮明だったのと肌のキメが細かかったので確実に落札しようと思って最初から3万円で自動入札開始!しかし運の良いことに、この仔の両隣に15cm強の完全に出来上がったパウダーフルスポットとフルスポットがいたため、そちらに人気が集中してタナボタ的な感じで安く落ちた。(^_-) 現在の体長は16cm+で「鬼門部1/4」を引き出そうと睨めっこの最中。でも・・・やっぱりちょっと出なさそう。(^_^;)
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222.ゆったり飼育 [ディスカス]

今年1発目のディスカスネタです!!(^_-) 年末にアルトナナイと?ちゃんが逝ってしまい7匹になってしまった我が家のディスカス水槽・・・。 権力のある2匹だっただけに、いなくなって数日間は水槽内が若干荒れましたが、現在はこんな感じで落ち着きを取り戻しました。↓
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Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:マニュアル(M) 測光モード:平均 絞り:F3.5
1/13sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ マニュアルフォーカス 三脚なし

我が家のディスカス飼育システムは以前ちょこっと紹介したように120cmのメインタンクとOF濾過槽に併設してある100Lちょっとの緊急避難用&換水時注水タンクの計約350Lで運転しています。(場合によっては300L~400Lまで水量調整できます。)

この環境で通常運転すると現時点では350L/7匹・・・50Lあたり1匹!?

一般的に20Lに1匹(最大過密で10Lや15Lに1匹)と言われるディスカス飼育にしてはかなり贅沢?っていうか、スカスカ?(^^ゞ こんな状態なので、最近の換水頻度は10日~2週間に1回に全水量の1/2程度になっています。ph変動は換水前5.9、換水後6.7って感じで常に許容範囲内。
さらに現時点ではまだ擬似乾季飼育中なのでph低下の対応策である麦飯石を全く使ってない状態なんですよね~ こういう飼育をしてみると改めて過密飼育がディスカス飼育を難しくしているのだということを実感します。

ただ、あと3ヶ月もすれば擬似雨季飼育にするのが我が家の決まり。 濾材をリセットし麦飯石を入れphを7以上に徐々に上げていく・・・。 しかし現在の状態であれば例年通りの麦飯石を投入するとphが上がりすぎるのではないかと心配もあります。たった2匹いなくなっただけでも水の汚れがかなり軽減するのでリセット後の立ち上がりが計算上30%ダウンしてしまう。 理想としては「リセット直後はいっぱい汚して早く立ち上げる!」・・・なんですけどね。

水槽システムを立ち上げた時は常に9匹を維持し、12匹までは増やせるっていう計算で水量とポンプを調整したので匹数が減るとやっぱり問題も出てきますわなぁ~(^^ゞ ディスカスを増やそうにも「これは!」っという仔にはまだ出会えてませんし、今シーズンはシーズン出足で輸出規制がかかったことで値段も高い!まぁ~もともと「高い最初からロイヤル!」って仔に手は出しませんが!!
ワイルドシーズン終了を待って在庫処分的な将来有望な仔がいたらいいのですが、たぶん、当分はこのまま「ゆったりワイルドディスカス」を楽しむことになるんでしょうかね~!?(^^ゞ
= お ま け =  普段混泳写真はあまり撮らないのでもう1枚!(^_-)5063.jpg
Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM
焦点距離:60mm 露出モード:マニュアル(M) 測光モード:平均 絞り:F3.5
1/13sec 露出補正±0 WB:オート 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし PG-Ⅱ マニュアルフォーカス 三脚なし


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